
ADDICT OF THE TRIP MINDS(AOTM)は、岡本健一が男闘呼組活動末期に結成したバンド。1993年に結成され、1995年に解散、2021年に再結成した12。男闘呼組とは異なる岡本自身の音楽性、レイヴ/クラブカルチャー、演劇的なライブ表現が交差する場として位置づけられる。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 中心人物 | 岡本健一 |
| 結成 | 1993年 |
| 休止 | 1995年 |
| 再結成 | 2021年春に再結成合意、同年12月5日に復活ライブ |
| 略称 | AOTM |
| Wiki上の位置づけ | 岡本健一の個人音楽世界を担うバンド |
結成の動機
岡本は男闘呼組在籍中に約30曲を持ち込んだが、多くは「この音楽性は、男闘呼組じゃないでしょ」と受け止められた。そこで、男闘呼組ではなく自分でやろうと考えたことがAOTM結成の動機になった。
LAで見たロッククラブ文化や東京のレイヴパーティーシーン、ドラマーのMotmとの出会いもAOTMの背景にある。このためAOTMは、男闘呼組の延長というより、岡本が自分の音楽的快楽と身体表現を別の器で展開するための場だった。
年表
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 1993年 | 岡本健一がADDICT OF THE TRIP MINDSを結成 |
| 1994年 | アルバム「ADDICT OF THE TRIP MINDS」をリリース |
| 1995年 | 解散。2ndアルバムは完成直後に未発売となった |
| 2021年春 | コロナ禍で舞台が中止になった時期、岡本がMotmに再始動を声がけ |
| 2021年12月5日 | 27年ぶりの復活ライブ。成田昭次がゲスト参加 |
| 2023年 | ファンクラブ「AddicTripS」開設、ミニアルバム『PARADIGM SHIFT』リリース |
| 2023年2月 | ファンクラブ「AddicTripS」発足直後、青山BAROOMでClubTripS vol.1を開催。CLUB ADDICT的な場を昼間のFCイベントとして再構成3 |
| 2023年6月 | 完成直後のstudio ADDICTで初の配信スタジオライブを収録 |
| 2023年8月 | 河口湖ステラシアターのPEACEFUL PARKに出演。Motm欠席によりTOSHI NAGAIが代打参加4 |
| 2023年11〜12月 | 渋谷eggmanでオールスタンディング解禁、心斎橋club JOULEへ展開5 |
| 2024年 | ClubTripS vol.2、夏の大阪・代官山、冬の大阪・名古屋・東京を展開。初の名古屋上陸とツアー感が強まる6 |
| 2025年4月 | ClubTripS vol.3が神戸クラブ月世界で開催され、FCイベントが関西へ進出7 |
| 2025年5月 | キリスト品川教会グローリア・チャペルで初の品川教会ライブを開催8 |
| 2025年10月 | 羽田TIAT SKY HALLでLIVE -AUTUMN-を開催。シゲ脱退前ラストライブとして記録された9 |
| 2026年5月4・5日 | キリスト品川教会グローリア・チャペルでライブを開催。タバサ参加後の「新生ADDICT」として記録された10 |
2021年再結成と成田昭次の参加
2021年春、岡本は車の中でAOTMの1stアルバムを聴いていた時期にMotmへ再始動を提案した。同年12月の復活ライブには、成田昭次が本番1週間前に「ギターを弾きたい」と申し出てゲスト参加した。
この時、成田が弾いたのは、かつて成田から岡本へ譲られ、岡本がAOTMのメインとして弾き続けたGibson Les Paulだった。そのためAOTM再結成ライブは、岡本の音楽封印解除であると同時に、成田とのギターの帰還を可視化した場でもある。

昭次が
弾いているギター
1970年代前半生まれの
ギブソン・レスポール
私が
ADDICT LIVEのメインで
弾いていたギターですが
実は
30年ほど前に
昭次から
譲り受けたギターなのです
guitarも
歓びの雄叫びを
撒き散らしていました ♪♪♪
addict of the trip minds
streaming Live
アーカイブ配信
2021.12.11(sat)21:00まで
販売
視聴チケット詳細→aotm.jp
Photo : Keisuke Nagoshi”.
2023〜2025年の継続活動
再結成後のAOTMは、2023年から2025年にかけて活動形態を段階的に広げた。2023年はAddicTripS発足直後のClubTripS、通常ライブ、配信スタジオライブ、野外チャリティーイベント、オールスタンディング解禁まで進み、AOTMが単発復活から継続活動へ移行した年だった。
2024年はClubTripS vol.2と夏冬ライブによって、大阪・東京・名古屋へ活動範囲が広がった。特に冬ライブでは大阪・名古屋・東京の3日連続日程となり、AOTM初の名古屋上陸とツアー感が記録された。
2025年はClubTripS vol.3が神戸へ進出し、5月には品川教会ライブが初開催された。10月の羽田TIAT SKY HALL公演は、Blu-ray情報解禁とシゲ脱退前ラストライブを兼ねる重要な節目であり、2026年のタバサ参加後「新生ADDICT」へつながる編成転換の前段階になる。

2026年品川教会ライブ
2026年5月4・5日、AOTMはキリスト品川教会グローリア・チャペルで『2026 ADDICT OF THE TRIP MINDS LIVE at SHINAGAWA Church』を開催した。
前年GW公演と同じゲスト、同じセットリスト、同じ衣装、同じ「No mc No encore」を基本にしながら、女性ベーシスト・タバサの登場が前年との最大の違いになった。志門、Motom、タバサを含む「新生ADDICT」に、牧山純子のバイオリンとシュペラのコーラス/身体表現が加わり、教会空間で祈り・戦争・希望をめぐる演出が展開された。
このライブは、AOTMが単なる1990年代の復活企画ではなく、2026年時点でも岡本健一の現在形の音楽表現として更新されていることを示す節目である。
RELEASE
脚注
- 岡本健一が27年ぶりにADDICTを復活させた理由とは。自然体な彼の生き方について|音楽と人 ↩︎
- https://ja.wikipedia.org/wiki/岡本健一 ↩︎
- 【LIVE REPORT】 2023.02.19 青山BAROOM / 第1回 ClubTripS – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】 2023.08.04 河口湖ステラシアター PEACEFUL PARK – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】 2023.11.26 渋谷eggman / Live -Winter- – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】 『2024 ADDICT OF THE TRIP MINDS LIVE -WINTER-』心斎橋 club JOULE新栄 SHANGRILA◆2024.12.1314 – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】2025.04.12 ファンクラブ会員限定パーティ『clubTripS vol.3』at 神戸クラブ月世界 – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】2025.05.06 『Live at SHINAGAWA Church』at キリスト品川教会 グローリア・チャペル – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】2025.10.18-19 『2025 ADDICT OF THE TRIP MINDS LIVE -AUTUMN-』at 羽田TIAT SKY HALL – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎
- 【LIVE REPORT】2026.5.4-5 『2026 ADDICT OF THE TRIP MINDS LIVE at SHINAGAWA Church』at キリスト品川教会 グローリア・チャペル – ADDICT OF THE TRIP MINDS – アディクト・オブ・ザ・トリップ・マインズ ↩︎





