@kenichi.okamoto
ANEWSHOPは、店舗デザインも作品の一つとして考えていた。
オープン当初は、白を基調にしたレトロフューチャーな雰囲気を持っていた。
そして、次の内装デザインは、当時パイドパイパーのブランドの一つでもあった「toilet」のデザイナーであるレオ @heavogon が手掛け、まるで海賊の隠れ家のような雰囲気を醸し出した、全く違った店内になった。
家具や調度品は、ヨーロッパの蚤の市や、アジア各地で買い揃え、アンティークな木材を使用し、
今では当たり前だが、当時は斬新なスタイルで店内にカフェを併設して、コーヒーを飲みながら写真集や洋書が自由に見れるようになっていた。
そこで、金曜夜の限定でシークレットBARを始めた。
ハンギングされている洋服は、赤いベルベットの大きなカーテンで隠し、棚に置かれた洋服はフィッティングルームへ、そして棚を机とイスに並べ替えると、BARに早変わりした。
口コミだけで広がり、知り合いが知り合いを呼ぶ、まさに社交場となっていった。
様々な職種の個性豊かな面白い人たちが集まり、多くの出会いを生んでいた。
そこにふらっと来たのが健一君だった。
それが、僕との初対面だ。
学生の頃からテレビで見ていて、僕ら世代の多くは、健一君に憧れを抱いていた者も少なくない。
僕もその中の一人だった。
ファッションセンスが抜群で、芝居も音楽もやり、独自の生き方を貫くカリスマ的な存在だった。
カウンターに座る健一君に、僕は緊張して声を掛けたのを覚えている。
「今度、ライブがあるから遊びに来ない?」
健一君は気さくに返してくれて、それが、バンド「ADDICT」の初体験だった。@atripminds2021
媚びることの無い独自のスタイルは、良い意味で僕の期待を裏切り、その音楽性に驚かされ撃ち抜かれたのを覚えている。
とにかく、カッコ良かった。
それから、30年。
いつのまにか、僕の友人たちからも兄さん的な存在となり慕われている。
どんな人にも態度が変わらず、いつも自然体で優しい。
僕が脚本を書いて初めてプロデュースを担当した映画「ぼくのおばあちゃん」では主演を務め、忘れられない作品となった。
一人芝居への挑戦もずっと応援してくれて「弧という毒2」では声での出演も務めてくれた。
健一君と一緒に作品に携われる時間は、かけがえのない宝物だ。
僕が事故に巻き込まれ入院をした時も、忙しい中、何度も見舞いに来てくれた。
「健一君が病室に入ってきた瞬間に空気が和ぐ。
そんな、不思議な力を兼ね備えている。
穏やかでありながら強い芯を感じさせる。
まるで、自然の中に流れるせせらぎに佇む白い狼のようだ。
オオカミは仲間を守るとても高貴な生き物だ。
群れることなく、気高く孤高でありながら気負いはない」
・・・その日の日記にはこう記されていた。
「空気も良いし、リハビリになると思うから遊びに来ない?」と、河口湖ステラシアターで開催された @rockonsocialclub のライブに誘ってくれた。
退院後、初めての旅行だ。
僕に付きっきりな妻のリフレッシュにもなれば嬉しいと思った。
体調は万全ではないため、バックヤードで休ませてもらったり、自然の空気の中とても良い時間を過ごすことができた。
ライブは僕が言うまでもなく素晴らしいステージだった。
プライベートで一緒に過ごすことが多いが、ステージで輝く健一君はやっぱりスターだ。
いつも変わらずに、その姿を見せ続けてくれる僕の兄貴分であり、
そして、大切な親友である健一君に心から感謝をしている。
本当にありがとうございます。
#岡本健一 #男闘呼組 #rockonsocialclub #addictofthetripminds #孤という毒2
@atripminds2021
健一君のバンド「ADDICT OF THE TRIP MINDS」のアルバムです。
全編アコースティックで収録された、とても素晴らしいアルバムです♪
ありがとう😊





