「帰ってきたぜ!」高橋和也、成田昭次のラジオガレージに登場!男闘呼組時代の思い出とRockon Social Clubの新曲秘話を語る(2025.10.12放送)

2025年10月12日にTOKYO FMで放送された『KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!』では、Rockon Social Clubの成田昭次高橋和也が登場。第2回目となる放送は、二人が男闘呼組時代に熱狂した伝説的ロックバンド、Guns N’ Rosesの名曲「Welcome To The Jungle」を彷彿とさせるオープニングテーマで幕を開け、旧知の仲ならではの音楽談義に花が咲いた。番組では、新曲の制作秘話やリスナーからの悩みに真摯に向き合う姿も届けられた。

Guns N’ Rosesのイントロに男闘呼組時代の魂が再燃「帰ってきたぜ」

番組は、成田が「日曜夜に仲間が集まる大人のガレージ。ここはRockon Social Clubの秘密基地」というおなじみのフレーズでスタート。そこへ、Guns N’ Rosesの「Welcome To The Jungle」のアイコニックなギターイントロをオマージュした番組テーマ曲が鳴り響いた。

このサウンドに呼応するように、この日のゲストである高橋和也が「こんばんは。高橋和也です。イェイ、帰ってきたぜ」と威勢良く登場。成田も「帰ってきたぜ」と返し、二人の間には瞬時に特別な空気が流れた。

成田が「どう? どう? このあのオープニング。カンカカン」と、興奮気味にイントロについて触れると、高橋は「いやあ、思わずね、ちょっとね、思わず笑みがこぼれたね」と嬉しそうに応じた。

この曲は、二人が男闘呼組時代に心酔し、本場アメリカまでライブを観にいくほど大きな影響を受けたGuns N’ Rosesへのリスペクトが込められている。成田が「この曲はね、だってお覚えあるでしょ、すごく」と問いかけると、高橋は「もうだって僕らだってこれにちょっとのめり込んだじゃん。若い頃ね」と即答。成田も「のめり込みすぎちゃってね」と、当時の熱狂ぶりを振り返った。

さらに高橋が「よくアメリカで見ましたね」と語ったように、二人の音楽的ルーツの根幹にあるバンドへの想いが、このオープニングで一気に再燃した様子がうかがえた。成田は「ようやく帰ってこれましたね。35年の時間を経て」と感慨深げに語り、音楽の原点に立ち返ったかのような雰囲気で番組は幕を開けた。

二人が会うのは、夏の野外フェス「万博」以来、約1ヶ月ぶりとのこと。しかし、そのブランクを感じさせない親密な空気感について、成田はこう語った。

なんかでもやっぱ不思議なんですよ。離れてても、これ会った瞬間にね、メンバーからはね、すごいエネルギーもらえるんですよ
さらに成田は、高橋から特に強いエネルギーを感じると述べ、二人のキャラクターについて独自の分析を展開した。

特に和也さんは。僕、割とあの陰キャじゃないですか。和也さん、陽キャでしょ?

これに対し高橋は「陽キャです」と即答。成田は「ねえ。バランスがいいんですよね」と続け、二人の絶妙な関係性を覗かせた。

「陰キャ陽キャ」トークで和んだ流れで、成田は「和也さん、最近のちょっと近況をお聞きしたいんですけど」と高橋に尋ねた。高橋は自身のバンド「Mountain Man」での精力的な活動について報告した。

Mountain Manでね、10月ちょっとライブを何本か、数本やったんですよね。で、明日はね、神戸チキンジョージでね、ちょっとフェスがあって」「細かいね、ちっちゃなライブハウスをコツコツコツコツ回るね、ライブなんですよ

成田が「Mountain Manもめちゃくちゃ精力的ですよね」と感心すると、高橋はバンドが結成3年目になることを明かした。すると成田は、すかさずユーモアを交えてこう切り返した。

3年目の浮気にはならないんですか?

この唐突なフリに、スタジオは笑いに包まれる。高橋が「ならないです」と返すと、成田は「ちょっと古かったですね」と照れ笑い。気心の知れた二人ならではの、リラックスしたやり取りが繰り広げられた。

成田昭次、新曲のレコーディング秘話を明かす「野村義男さんのプレイがかっこよかった」

番組には、リスナーからRockon Social Clubの新曲『Still Rockin’』に関するメッセージが寄せられた。「新曲のStill Rockin’めっちゃかっこよかった。ライブで聴くのが楽しみです」という滋賀県の「トラにゃんさん」からの便りを紹介。

この楽曲について、高橋は「僕らだって、これが一番自分たちの今出せる一番いい感じのロックだっていうお気に入りの曲」だと説明。成田も「今のロックオン(Rockon Social Club)のテーマ」と位置づけを語った。

さらに成田は、この楽曲にゲストギタリストとして参加した野村義男とのレコーディング秘話を明かした。高橋が「ヨっちゃんのギターがかっこいいんだよね」と話すと、成田は「もうねえ、弾きまくってもらって、僕レコーディング立ち合わせてもらったんですけど」と、制作現場でのエピソードを語り始めた。

成田によると、野村の演奏は「あっという間」でありながら、圧倒的なものだったという。「何テイクか撮ってもらって、『好きなの選んだよ』みたいな感じで。かっこよかったですね」と、そのプロフェッショナルな仕事ぶりを振り返った。

特に成田にとって印象的だったのは、野村のプレイを間近で体感したことだった。「まじまじと、野村義男さんのプレーをレコーディングの現場で見たのは、こんなにちゃんと立ち会ったの初めてだったんで」と明かし、「いや、すごい。昔ね、もう出会った時からもうすごいじゃないですか。いやあ、でもこんなに自由自在にギター弾けたら、これ本当楽しいだろうな」と、同じギタリストとして深い感銘と尊敬の念を口にした。高橋も「僕らが本当に憧れたヨっちゃん。大先輩」と続き、二人にとって野村が特別な存在であることが改めて示された。

ONAIR:Rockon Social Club『Still Rockin’』

「ガレージ Lab.」ケアマネージャーの悩みに向き合う

番組中盤では、リスナーの悩みを解決するコーナー「ガレージ Lab.」が展開された。成田は「日々の暮らしを円滑にするための実験室」とコーナーを紹介。円滑王「5-56くん」と最新AIがリスナーの悩みに答えるという内容だ。

この日取り上げられたのは、千葉県のラジオネーム「トナさん」からの相談。15年間ケアマネージャーとして働く中で「心が折れそうになることがある」という切実な悩みに対し、モチベーションを高める方法についてアドバイスを求める内容だった。

進行役の成田に促され、まず登場したのは「5-56くん(声:和也)」。「よろしくお願いしまーす」という意外な声色に、成田は「5-56くんって意外な声なんだね」「それ、ドラちゃんに似てますね」とすかさずツッコミを入れ、笑いを誘った。

5-56くんは「僕の家族にケアマネがいるんだよね」と自身の経験を交え、「やっぱり家族と過ごす時間が癒しになるんだような」と、家族との時間を大切にすることを提案した。

続いて最新AIは、ケアマネージャーという職業を分析し、「あなたが15年もこの仕事を続けているのは、利用者さんや地域にとって大きな価値を提供している証です。どうか自分自身にもその優しさを向けてあげてください」と、自己肯定感を高めるようなメッセージを送った。

二つの回答を受け、高橋は「5-56くんはやっぱり、シンプルに直接的なあったかい癒し。AIさんは客観的に評価してくれる」と、それぞれのアプローチの違いについて言及。話は「自分へのご褒美」の重要性へと発展し、高橋は「美味しいもの食べたりとか」「僕らのライブ見に来て、踊りまくったりね、一緒に歌ったりしたら楽しいよ」と具体的な方法を提案した。ちなみに、5-56くんのご褒美は「お寿司かな」とのことだった。

成田昭次、意外な「大人の遊び場」を告白「昔は漫画か…」

リスナーからのメッセージを紹介する「ガレージLetter」のコーナーでは、「皆さんにとっての遊び場とはどんなところですか?」という東京都の「はちみつさん」からの質問が取り上げられた。

高橋は、子供の頃の遊び場として「近所に雑木林があった」「渋くたけのこ掘ったりしてた」といった自然の中での思い出を披露。そして、大人になってからの遊び場について、熱を込めてこう語った。

Rockonのメンバーと一緒に、ステージやったりして、大観衆の皆さんの前に出てったりする時に、ものすっごいワクワクするっていうか楽しい。もちろんプレッシャーはあるんだけど、みんなの前に出てった瞬間にね、あん時にこうぐわーって来るものあるじゃない? あれはもう最高級の遊び場だよね

一方、成田は「僕は意外と大人になってからは、なんだろう、図書館とか」と意外な場所を挙げ、高橋を驚かせた。

この予期せぬ回答に、高橋は「もう行ってんの?」と驚きの声を上げた。成田は「なんか、あのゆっくり本読めるじゃないですか。結構好きでしたね。名古屋にいる時に隔週で行ってたかもしんないですね」と続け、自身の知的な一面を覗かせた。

高橋から「昔、昭次本読んでるイメージなかったもんね」と指摘されると、成田は「僕昔は漫画か、え、何…」と言葉を濁し、照れたような様子を見せた。

さらに、二人共通の遊び場として「楽器屋さん」を挙げた。「ずっと、あの楽器やってるじゃないですか」と切り出した成田は、「知り合いのこうヴィンテージショップ行ったりとかして。で、そこでなんか、いいベースと出会ったりとかしちゃうでしょ?」と高橋に同意を求め、ミュージシャンならではの楽しみについて語り合った。高橋も「そうそうそうそう」と頷き、成田は「何時間でもいられるんだよね」と、楽器に囲まれる時間の楽しさを表現した。

ONAIR:Rockon Social Club『プンスカピン!』

アルバム秘話で再び男闘呼組時代へ「あの頃まさかね、一緒にやれるとは」

番組のエンディングでは、11月5日にリリースされる初のコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』と、それに伴う全国ツアー『FOREVER CALLING -Still Rockin’-』が告知された。

高橋は、このアルバム制作の舞台裏について触れ、「ここまでたどり着くまでにね、呼人さん(寺岡呼人)がね、すごい頑張ってたんですよ。1つ1つ曲が出来上がっていくことに感動するものがあったね。泣けてくるぐらい、あの素晴らしい曲がたくさん入ってるじゃない?」と、プロデューサーである寺岡への感謝と作品への自信を語った。

成田は「すごいですよね」と興奮を隠せない様子。5-56くんも「なんといってもね、僕らの大好きだったアーティストと一緒にやれるのが嬉しい」と喜びを語った。

この言葉をきっかけに、成田の記憶は再び男闘呼組の青春時代へと遡った。「だって僕らの青春時代の、男闘呼組がデビューする前から僕らだって和也と結構ライブ行って、コンサート行ったじゃないですか」と高橋に語りかけ、REBECCAやHOUND DOGの武道館公演に足を運んでいた過去を明かした。

そして、「あの頃まさかね、一緒にね、やれるとは思わなかったよね、当時はね」と、かつてファンとして見ていた憧れのアーティストたちと共演する夢が実現したことへの深い感慨を滲ませた。

最後に、番組のコンセプトである「ガレージ」について、高橋は「もう俺たちのこう秘密基地というか、俺たちの内緒話をこう聞かせるような雰囲気があるよね」と語り、成田も「男ってさ、隠れ家とか基地とか好きだよね」と同意。二人は「また来週」とリスナーに呼びかけ、番組を締めくくった。

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