Rockon Social Club(ロックオン・ソーシャル・クラブ)は、日本の6人組ロックバンド。2023年に活動を開始。所属レーベルはTOKYO RECORDS。略称は「RSC」「ロックオン」。

概要
2022年から2023年にかけて期間限定で再結成したロックバンド「男闘呼組」のメンバーである成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽の4人に、プロデューサーの寺岡呼人とドラマーの青山英樹を加えた6名で構成される。男闘呼組の活動終了後、その音楽的遺伝子を受け継ぎながら新たな表現を追求する後継プロジェクトとして始動。楽曲は主に寺岡が手掛け、男闘呼組時代からの特徴であるメンバー全員がボーカルをとるスタイルを継承している。
メンバー
Rockon Social Clubは6人編成のバンドで、メンバーは以下の通り(全員が演奏とボーカルを兼任するマルチボーカルバンドである)。
- 成田昭次(ボーカル・ギター) – 元男闘呼組。RSCでは事実上フロントマン的存在で、多くの楽曲でリードボーカルを担当。
- 岡本健一(ボーカル・ギター) – 元男闘呼組。RSC結成の発起人の一人。
- 高橋和也(ボーカル・ベース) – 元男闘呼組。
- 前田耕陽(ボーカル・キーボード) – 元男闘呼組。
- 寺岡呼人(ギター・ベース・プロデューサー) – 元JUN SKY WALKER(S)。RSCおよび関連グループの音楽プロデューサー。楽曲提供や編曲、時にボーカルも務める。
- 青山英樹(ドラムス) – ロックドラマー。父はドラマーの青山純。男闘呼組再結成時からサポートを務め、RSC正式メンバーに加入。的確なテクニックでバンドを支える。
男闘呼組やメンバーそれぞれのバンドとの構成の違いは、男闘呼組メンバーの現在の音楽活動にまとめている。
※サポートメンバーとしてキーボードのデビン木下、ドラマーのTOSHI NAGAI(GLAYサポート等で知られる)らがライブや収録に参加する場合もある

経歴
成田昭次の復帰とソロ活動を支えた寺岡呼人・青山英樹とのつながりを土台に、2022年下半期、成田と寺岡が新しい曲を作り始めた。成田の誘いで高橋和也・岡本健一・前田耕陽がレコーディングに加わり、2023年1月、6人のRockon Social Clubとして正式に発表された。岡本は、男闘呼組の活動終了後の未来をファンに示せる点でも、新バンドを肯定的に捉えていた。バンドの名前の「ソーシャルクラブ」には、4人が長く一緒に音楽を続ける思いも込められていた。

発表した年には、初アルバム『1988』と『Secret Party』、初ワンマンを男闘呼組の最後の活動と並行して進め、新バンドはメンバーがその先の未来を見られる存在になった。岡本は、5月6日の初ワンマンを振り返り、男闘呼組を終えることとRockon Social Clubを始めることが同時に来て、それぞれ違う気持ちになったと語った。男闘呼組の終幕後も、セルフカバー『2023』、2ndアルバム『Don’t Worry Baby』と同名ツアーへ活動をつなげた。MISIAとの「傷だらけの王者」や、子どもたちを支援するDON’T WORRY プロジェクトにも取り組み、年末にはMISIAと『NHK紅白歌合戦』で共演した。

全国を回る活動は、男闘呼組のツアーで交わした再訪の約束を引き継ぐ『Reloaded Tour 2024』へつながった。新曲のレコーディング・MV撮影と公演を並行し、初の日本武道館2公演、台風で延期した高知・香川の振替を含む全30公演を終えた。2024年末にはNARITA THOMAS SIMPSONの『BIG BAND BEAT CHRISTMAS FANTASY』にゲスト出演し、堺正章との「プンスカピン!」を初披露した。
2025年の初めに、成田はRockon Social ClubとNARITA THOMAS SIMPSONで多くのライブやツアーを行い、新しい楽曲や作品を届けたいと語り、寺岡も、ソロと両バンドで音楽に取り組む意欲を示した。この年は、堺との『プンスカピン!』に続き、9組のゲストを迎えた初のコラボレーション・アルバム『THE SHOW MAN』を発表した。 『FOREVER CALLING -Still Rockin’-』では全18公演を行い、横浜BUNTAIの最終公演ではアルバムの参加者と共演した。年末には同作の『輝く!日本レコード大賞』企画賞の授賞式に出演し、『NHK紅白歌合戦』では堺と特別企画で共演した。
共作と並んで、男闘呼組の曲を届け直す活動も続けている。廃盤・未配信の曲を今の録音で届けるセルフカバー第2弾『WARRIORS』に向けて、男闘呼組のデビュー記念日にあたる2026年8月24日に「DAYBREAK」の先行配信を始め、全22公演の日程を発表した『WARRIORS』ツアーを9月に開幕した。10月の河口湖ステラシアター公演ではADDICT OF THE TRIP MINDSとMountainmanを迎え、初めてアコースティックセッションを設けた。活動の詳しい経緯はRockon Social Clubの歩みに、再始動から新バンドへ続く成田と岡本の関わりは成田昭次と岡本健一の2020年からの歩みにまとめている。
音楽
Rockon Social Club は、男闘呼組の4人の声と演奏に、寺岡呼人のプロデュースと青山英樹のドラムを重ね、ハードロックを軸に多彩な曲調と表現を取り入れている。成田昭次は、この6人でしか出せない音があり、リハーサルの始まりからにぎやかだと話している。フロント4人の声を生かすスイッチボーカルとコーラス、役者として曲を演じる力を持ち味とし、男闘呼組のセルフカバーや、ほかの歌手との共作にも取り組んでいる。前田耕陽は、自作した男闘呼組の「みんな仲よし」に込めた、争いを避け仲良く暮らす思いが、Rockon Social Clubの歌にもつながっていると考えている。「Still Rockin’」について、高橋和也は自分たちが今出せる最もよいロックと捉え、成田は今のバンドのテーマを音にした曲と表現している。
制作や相談は、各自の活動と並行して進める。前田は、ソロなどの活動を持つ6人全員の日程を合わせる難しさを語っている。ずっと一緒に過ごすのではなく、それぞれの仕事をして集まる関係で、正月もメンバーで集まって過ごすわけではない。高橋は、俳優や自身のバンドの活動をしながら、自分のペースでやれていることを大きいと話している。メンバー間の相談にはグループLINEも使い、『Don’t Worry Baby』の題もそこで決めた。成田は、夜中や早朝にやり取りが進み、後から見た時には既に話が決まっていることもあると話し、岡本健一には、題を相談したのは数十分ほどという実感があった。同作のレコーディングを終えても、岡本は実際に皆で演奏しなければ分からないと考え、成田も6人の音を合わせて初めて全体の形が見えてくると捉えていた。「ザ・ファイター」では、レコーディングに先立ってライブで演奏を重ねた。寺岡は、男闘呼組のツアー中、レコーディングが終わる前にグループLINEへ発売決定の連絡が届き、急いでレコーディングを進めたと振り返っている。
『WARRIORS』では、男闘呼組の30曲を6人だけで演奏すると決め、当時の歌割りやアレンジをできる限り尊重した。岡本は原曲と違う所を一つずつ確かめ、ミックスダウンでも寺岡に具体的な指摘を寄せた。寺岡は、少ないテイクでライブのような勢いを残す方針を採り、短期間でレコーディングを進めた。岡本は「TIME ZONE」に、男闘呼組の復活からRockon Social Clubへ時間がつながる感覚を重ね、自分たちを象徴する曲と捉えている。
音は共演相手によっても変わる。「傷だらけの王者」のレコーディングでは、MISIAが演奏の各テイクでガイドとなる歌をその場で歌った。寺岡は、その歌を受けて意欲や高揚感が増し、自分たちの演奏も変わっていったと振り返っている。寺岡は、中高生のころに聴いていた大友康平・デーモン閣下・堺正章らと、年齢を重ねてから共作できることは音楽ならではだと考えている。『THE SHOW MAN』での共演についても、岡本は参加した歌手の声を背に演奏する楽しさを、成田は青春時代のヒーローたちと音楽を作れる喜びを語っている。
公演では、共演相手が不在の曲をメンバーで歌い分けるほか、重なる鍵盤の音のうち、その場で変化を付けて演奏する部分を前田が選んでいる。 前田はオルガンを弾くことが多く、2025年の横浜BUNTAI公演を収めた映像作品では、ゲストのいる版とメンバーだけの版の違いや、手元の映像から分かる演奏の分担を楽しんでほしいと話している。ギターソロについて成田は、2人で合わせるフレーズを守りながら、単独で弾く部分はレコーディングどおりに再現せず、アドリブで演奏すると説明している。
寺岡は、2024年のツアーを重ねる中で、6人の音の迫力が増したと感じている。高橋は、メンバーと大勢の観客の前に立つステージを「最高級の遊び場」と呼び、成田は観客とメンバーが一体になる感動を魅力に挙げている。岡本も、観客と喜びや悲しみを共有し、一緒に音を出して乗り越えられる感覚を語り、長く続けたいと願っている。岡本はまた、自然災害や悲しい事件がある中で希望を歌い、次世代のことを考えるとともに、元気を失った同世代にも、何かを始めるのに年齢は関係ないと伝えたいと考えている。
各自の練習を土台に、全員で集まる時には曲順を通して演奏し、公演の構成を調整する。前田は鍵盤をスタジオへ運ぶと自宅で練習できなくなるため、早く入って一人で予習・復習することを望み、岡本は舞台の巡演にもエレキギターと小型アンプを持参して練習していた。2025年のスタンディング公演に向け、高橋は歌詞とコード進行を覚えるため、間違えたら曲の頭からやり直す練習を繰り返した。成田はステージと同じ姿勢で弾けるよう自宅でも立って練習し、普段からなるべく階段を使っていた。音作り・演奏・練習の詳しい話は、Rockon Social Clubの音楽にまとめている。
交流
共演を重ねるMISIAについて、前田耕陽は、共同作品のミュージックビデオを撮影した際の細やかな気遣いに感心した。共演したライブでは、動き回っても音程がぶれない歌唱を高く評価している。普段からMISIAとよく話し、冗談を言っては笑ってもらっているという。MISIAは、2024年9月13日の日本武道館公演でも、急な依頼に応じて「傷だらけの王者」を歌った。成田昭次と前田はその対応をたたえ、成田は、1曲で会場の空気を変える歌とパフォーマンスに感銘を受けた。
Little Black Dressとも繰り返し共演している。堺正章とは、2024年末に初めて一緒にステージに立ってから共演を重ね、翌年の横浜BUNTAI公演では、堺が1年間の付き合いを振り返り、メンバーを「みんな純粋にステキな方」と評した。
男闘呼組を通じてつながった先輩・後輩からも、活動への応援を受けている。木村拓哉は、男闘呼組のメンバーを中心に始まったRockon Social Clubにも、引き続きさまざまな音楽を届けてほしいとエールを送った。川﨑麻世は、前田の招待で2024年9月12日の日本武道館公演を訪れ、終演後の楽屋で前田・成田・岡本健一・高橋和也と再会した。戸塚祥太も男闘呼組に続いてRockon Social Clubの公演へ足を運んでおり、成田は、活動した世代が重ならなくても自分たちを知り、見に来てくれることを喜んでいる。成田は戸塚との対談でも、Rockon Social Clubに遊びに来るよう誘っている。
『NHK紅白歌合戦』での共演は、世代を超えた交流にもつながった。2025年の本番前には、岡本と共通の知人のダンサーがいるちゃんみなと6人で記念写真を撮り、成田と寺岡呼人は、出番の準備中にも快く応じた人柄をたたえた。成田は、同じ紅白で接した堺正章や布施明ら先輩の人間性にも感銘を受けている。
2025年末、前田は、錦雷神の店の来店者向けのプレゼントとして、メンバー全員のサインを集めた。雷神はアルバム『THE SHOW MAN』のCDを購入し、サインとともに来店者に贈った。
男闘呼組の曲をセルフカバーした『WARRIORS』の制作のころには、当時の男闘呼組のプロデューサーだった蛎崎広柾を囲んで食事をした。その時点でレコーディングを終えていた高橋は、その席で、歌いながら何度も泣きそうになったとメンバーに話した。寺岡は、蛎崎との飲み会に呼ばれてさまざまな話を聞けたことが、個人的にこのアルバムの制作には大きかったと振り返っている。
松任谷由実は、2026年9月11日の福岡・UNITEDLAB公演を観覧し、メンバーと写真を撮った。
作品
新しい楽曲の制作と、男闘呼組の曲のセルフカバーを並行して作品を発表してきた。オリジナル作品には、2023年の1stアルバム『1988』と2ndアルバム『Don’t Worry Baby』、2024年のミニアルバム『SUMMER OF LOVE』がある。セルフカバーは、初のライブ映像作品に付属した『2023』に続き、第2弾『WARRIORS』へ広がった。『WARRIORS』は、会員のリクエストをもとに選んだ男闘呼組の30曲と新曲2曲を収めるアルバムとして、2026年7月16日に同年11月6日の発売を発表した。
ほかの歌手との共同名義作品も発表している。堺正章との共同名義曲「プンスカピン!」は、2025年1月12日に成田昭次がラジオでメディア初解禁として紹介し、同月22日に配信シングルとして発表した。同名のミニアルバムは3月14日に発売し、堺が在籍したザ・スパイダースの1968年の曲「あの時君は若かった」のカバーも収めた。堺との共演から企画が広がった『THE SHOW MAN』は、9組のゲストとの全10曲を収め、同年11月5日に発売した。寺岡呼人は、この顔ぶれ以外には考えられないという参加者たちとアルバムを作れたことを、幸運だったと捉えている。
楽曲はCMにも提供している。2023年には「遥か未来の君へ」が、呉工業のKURE 5-56のアニメーションCM「未来の君たちへ 自転車」篇に採用された。2026年には「Love Survivor」が、同社のテレビCM「KURE 5-56 北斗の拳 開かない扉」篇のCMソングに採用された。
公演の演奏は、初ワンマンを収めた『ROCKON SOCIAL CLUB 1988』、日本武道館公演の『RELOADED TOUR 2024 SUMMER OF LOVE』、横浜BUNTAIでのツアーファイナルを収めた『FOREVER CALLING -Still Rockin’-』としても発表している。成田は、Rockon Social Clubのスコアブックを刊行したいと語っている。
作品の宣伝にはメンバー自身も加わり、6人全員で渋谷と大阪のタワーレコードを訪れ、一緒に写真を撮ったことがある。[108] 寺岡は、アルバム発売のころ、大阪でメンバーからタワーレコードへ行こうという提案が出たことを、自分たちが楽しいと思うことに正直に動く姿の一例として振り返っている。シングル・アルバム・映像作品・ミュージックビデオは、Rockon Social Clubの作品(シングル・アルバム・映像作品)にまとめている。

ライブ
最初のツアー『Rockon Social Club Secret Party』で全国のZeppを回り、初ワンマンを経て、アルバムとともに全国へ演奏を届けてきた。岡本健一は、2023年3月18日の名古屋公演で、男闘呼組のライブとは異なる、縦に跳ねるような客席の盛り上がりを感じ、その時間を楽しもうとする気持ちが広がっていたと振り返っている。
2024年夏の『Reloaded Tour 2024』の後、年末のNARITA THOMAS SIMPSONの『BIG BAND BEAT CHRISTMAS FANTASY』の12月25日の横浜BUNTAI公演へのゲスト出演について、成田昭次は、年内にもう一度メンバーと演奏し、観客とライブを分かち合えることを喜んでいた。
2025年の『FOREVER CALLING -Still Rockin’-』に向け、成田はスタンディング公演に備えて自分たちも足腰を鍛えたいと語り、けがや病気なく12月までのライブを完走したいと願っていた。開演前に流す音楽は、岡本がプレイリストを作って選んだ。前田耕陽が地元と考える大阪では、2025年11月17日・18日と12月8日・9日の計4公演をZepp Osaka Baysideで行った。2026年にはセルフカバーを携えた『WARRIORS』へつなげた。
フェスにも出演し、2023年の『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO』と、2023年から2025年までの『PEACEFUL PARK』3回に参加した。『ながおか米百俵フェス 〜花火と食と音楽と〜 2026』には、2026年5月23日、堺正章 & Rockon Social Clubとして出演した。
前田は、河口湖ステラシアターの舞台後方を開けた時に見える夕日や富士山の景観を魅力に挙げ、同会場で再び演奏したいと語っている。同会場での2027年の公演は、5月22日・23日の2日間の開催を、2026年10月10日に告知した。ツアー・公演・フェスの一覧は、Rockon Social Clubのライブ(ツアー・公演・フェス)にまとめている。

出演
ラジオでは、メンバーが交代で話す場を設けてきた。TOKYO FMの『KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES』は、2023年5月6日から9月30日まで全22回を放送した。 成田昭次が担当する『成田昭次のRockon The Knight』には、2024年2月までに、ほかのメンバー全員がゲスト出演した。2025年10月5日には、TOKYO FMで成田がメンバーとともに送る『Go! Go! Rockon!』が始まった。
特別番組では、2024年8月12日に6人全員で初めて『Rockon Social ClubのオールナイトニッポンGOLD』を担当し、成田と高橋和也が2時間の生放送を進行した。翌2025年1月29日には、堺正章との共同名義で『堺正章&Rockon Social ClubのオールナイトニッポンGOLD』を担当した。
テレビでは、『CDTVライブ!ライブ!』『音楽の日』『THE MUSIC DAY』『SONGS』などの音楽番組で楽曲を届けてきた。『NHK紅白歌合戦』には、2023年にMISIAと、2025年に堺と共演した。2025年には『輝く!日本レコード大賞』にも出演した。
番組を通じた共演には、2023年12月19日の日本テレビ『HAPPYクリスマス おもちゃ屋MISIA 2023』での、MISIA・ビビアン・スーとの演奏もある。
堺との共演は、2025年10月21日の『うたコン』でも行った。「プンスカピン!」を演奏したNHKホールの客席では、観客がそろって振りを踊り、岡本健一はライブのような楽しさを感じた。成田も、生放送で生演奏する喜びを語っている。続く11月13日には、『SONGS』にバンドとして初めて出演した。成田と寺岡呼人は、その収録を内容が濃く、面白かったと振り返っている。
前田耕陽は、6人で深夜枠のドラマに出ることをこれからの夢に挙げ、成田も、寺岡と青山英樹が加われば新しくなると話している。
テレビ・ラジオの番組への出演の一覧は、Rockon Social Clubの出演番組(テレビ・ラジオ)にまとめている。

グッズ・ファンクラブ
ファンとの接点となるRSC APPは、ファンクラブにあたる公式アプリで、2023年7月30日、公式情報、デジタル会員証、ライブチケットの先行予約、会員限定の写真・動画、メンバーの投稿を提供するサービスとして発表された。成田昭次の誕生日である同年8月1日にサービスを始め、高橋和也は「ファンクラブがスマホの中に入ってる」と表現している。
限定映像には、メンバーが別の名義で行う活動も含まれる。成田商事のドラマ仕立ての映像「Reseed」を有料会員向けに公開したほか、2025年7月9日のNARITA THOMAS SIMPSONの夜公演も、Rockon Social Club APP限定映像として届けた。

グッズには、メンバー自身の好みや発想も反映されている。2023年の「K&Sイヤリング」は岡本健一がデザインし、岡本版と成田版の2種類があった。メンバーで耳に穴を開けているのは2人だけで、実質2人のグッズになった。2025年の『FOREVER CALLING -Still Rockin’-』に向けた6色のカード状のグッズも、色を各メンバーが選んだ。前田耕陽はスカイブルーを選び、各人の色を販売サイトで確かめるよう案内し、購入も呼びかけた。商品の案を話し合うこともあり、成田は岡本と、老眼鏡やルーペをグッズにしたいと相談していた。
メンバーをかたどる人形について、成田はラジオで制作中ではないかと尋ね、青山は「フィギュアって言うんでしたっけ?あれ」と応じた。成田も全員のものがあったかと問いかけている。メンバーの姿をかたどるアクリルスタンドも、2024年夏のツアーのグッズになった。前田は「かわいい」と評している。成田は、自分のアクスタを初めて開封した際、台座になかなかはめられず、無理に力を入れると割れるのではないかと心配した。10代の若い人がなるものだと思っていたため、「50代でアクスタになるとは、思わなかったですよね」と驚いている。
公式グッズには、日常のやりとりに使うLINEスタンプや食品もある。公式LINEスタンプは、第1弾が2024年5月18日、第2弾が2026年3月1日に販売を始め、第2弾には「おはこんばんちは」の言葉を使ったスタンプもある。食品のグッズとしては、中辛のカレーの華麗なる THE SHOW MAN CURRYがある。
ステージの装いでは、高橋が、バンドの衣装の基本イメージを動物柄と説明している。前田は、Rockon Social Clubで髪を伸ばしておくよう求められ、自分の判断では切れないと話している。衣装に合わせた品を自分で選ぶこともあり、前田は2025年のツアーで仙台を訪れた際、岡本と街を歩き、衣装に合わせたいと思っていた赤いステッチと赤い靴ひものドクターマーチンの靴を購入した。
衣装は衣装展でも届けてきた。2024年9月5日から16日までの衣装展はHMV&BOOKS SHIBUYAで開かれ、会期中の9月6日には紙面でも姿を届ける『Rockon Social Club × スポーツ報知』が発売された。翌2025年3月13日から19日には、堺正章とのミニアルバム『プンスカピン!』の発売を記念する別の衣装展を、同じHMV&BOOKS SHIBUYAで開いた。前年のクリスマス公演で7人が着た衣装と、7人の写真パネルを展示した。赤い衣装は馬場圭介の手作りで、成田と岡本は、皆で訪れてサインをしたいと考えていた。
