「THE CHANGE」にて、高橋和也の記事(全5回)が掲載されました。【第2回/全5回】
第1回に続き、男闘呼組の活動休止について語られています。活動休止の予感はうっすらとあったと明かし、デビュー当時の80年代、ロックとアイドルの「ハイブリッド」だった男闘呼組が「異端者扱い」され、風当たりが強かったと感じていたことを振り返りました。その孤独感が、かえってメンバー4人の結束力を強めたと分析しています。 また、20代前半になり、岡本健一(舞台演劇)、成田昭次(ギタリスト)、前田耕陽(エンターテイナー)、そして高橋自身(映画俳優・ソロミュージシャン)と、それぞれが個々のやりたいことが見えてきた時期でもあったと語ります。 一方で、男闘呼組の再始動については、越えなければならないハードルがあまりにも多く、「すべて越えるのは不可能だと思っていました」と告白。心の片隅に思いはありながらも、「男闘呼組を思えば思うほどつらくなるだけ」と、30年近くその高い壁を見ないようにフタをしていたという当時の複雑な心境を明かしました。
詳しくは、THE CHANGEの記事をご覧ください。

今回の連載は、Rockon Social Clubのメンバーにリレー形式でインタビューを行う企画の第1弾として、高橋和也が登場します。
高橋和也にとっての人生最大の転機“THE CHANGE”は二つあると語ります。一つは1993年の「男闘呼組の活動休止」。15歳から9年間活動したすべてを失ったと感じた絶望と不安、同時に湧き上がった「自分の力で頑張っていこう」という強い気持ち、そして演出家ロバート・アラン・アッカーマンとの出会いから渡米し、リチャード・ギアら世界的スターとの交流を通じて希望を得た経験を振り返ります。
当時の男闘呼組が「異端者扱い」されていたと感じていたことや、メンバーの自立心が強かったこと、それゆえに再始動は「不可能だ」と30年近くフタをしていた心境も明かしています。
そして二つ目の転機が、2020年の「男闘呼組の復活」。約30年ぶりに4人で音を奏でた奇跡の体験は、自身の固定観念を壊すほどの衝撃だったと語ります。その根底にあるのは「4人の真の友情」だと強調します。
現在はRockon Social Club(ロックオン)のメンバーとして、岡本健一、前田耕陽、成田昭次、寺岡呼人、青山英樹といったメンバーへの思いや、コラボアルバム『THE SHOW MAN』で共演した堺正章らレジェンドたちへの敬意も語られています。


