よみうりテレビ「お茶の間」(ドラマ)

『お茶の間』は、1993年1月9日から3月20日まで、よみうりテレビの制作で日本テレビ系で放送されたドラマ。漫画『バタアシ金魚』の続きの『お茶の間』が原作。成田昭次が主役の花井薫を演じ、渡辺満里奈と共演した。原作の漫画の作者は、望月峯太郎。

よみうりテレビ「お茶の間」(ドラマ)

基本情報

局:よみうりテレビ(日本テレビ系)
放送期間:1993年1月9日〜3月20日
花井薫(主役):成田昭次
ソノコ:渡辺満里奈
プー:坂井真紀

あらすじ

短大を卒業してOLになり、ひとり暮らしを始めたソノコに別れを告げられたカオル(花井薫)は、水泳も大学もやめ、ソノコの実家で母親の承諾を得て、ソノコの家に転がり込む。家事をすべてやる条件で居候を許されるが、生活のセンスがまったく違うカオルのせいで、ソノコのひとり暮らしは崩れていく。そこに、カオルにぞっこんの幼なじみのプーが現れ、3人の三角関係が始まる。1

成田昭次の出演

成田は、原作の漫画の大ファンで、役が来た時はとても嬉しかったが、原作があると比べられるので悩んだという。監督とも撮影の前に話し合って、原作は気にせず、自分たちの『お茶の間』を作ろうと決め、成田流のカオルを演じた。カオルは、ひとつのことしか見えない激情型の男なので、常にテンションを上げておかないとついていけないといい、駆け引きができない分、純粋で、うそのない人生を送っているのがカオルのいいところだと話している。泳ぎが苦手だったが、オリンピックを目指す水泳の選手の役のために、木原美知子のスイミングスクールで1週間ほど特訓を受け、クロールとクイックターンを練習した。撮影には、深夜1時からの川に飛び込む場面や、早朝のロケもあった。撮影は、映画『新極道の妻たち 覚悟しいや』の撮影の後、1992年の終わりに始まっていた。2成田は、のちに、テンションの高い役に気持ちを持っていくのが難しかったと振り返り、原作の漫画もすごく好きで、キャストの人たちと一緒にできたことを今も誇りに思っていると話している(2024年)。3

成田にとって、このドラマが、2024年の『不適切にもほどがある!』まで、31年の間の最後のドラマの出演になった。2024年の撮影の時には、同じ緑山スタジオで『お茶の間』も撮っていたと振り返っている。4久しぶりに緑山スタジオの玄関へ立ち、メイク室や衣装部屋へ進むうちに、当時の記憶が一気によみがえったという。5このドラマの撮影のころに、交際していた女性の妊娠が分かって入籍したと振り返っている。

渡辺満里奈が、2024年7月4日の『オールナイトニッポンMUSIC10』で、カオルはハイテンションの役で、成田がそのテンションに苦労していたと話したという便りに、成田は、話を聞いてすごくうれしかったと答えた。初めて会った時は自分が恥ずかしがり屋で、あまり口がきけなかったといい、渡辺は、いい意味でとても普通で、クラスに必ず1人いるような存在だったと振り返っている。6その日の番組の選曲には、男闘呼組の「ロックよ静かに流れよ」があった。

2025年9月18日には、ニッポン放送『オールナイトニッポンMUSIC10』の生放送の日に、別の番組の収録を終えた成田が、パーソナリティの渡辺満里奈を訪ねた。渡辺は X に、2人の役の名前をあげて「薫とその子」と書いた。

共演後の再会

成田昭次と渡辺満里奈は、奥田民生のライブの受付で久しぶりに再会した。成田はドラマの共演以来だったと振り返っている。7


脚注

  1. 男闘呼組ファンクラブ会報 第24号(1993年1月)「成田昭次特集号」 — あらすじ、原作の作者、ソノコとプーの役、成田昭次のインタビュー(原作への思い、カオルの役作り、水泳の特訓、撮影)。 ↩︎
  2. 男闘呼組ファンクラブ会報 第23号(1992年12月)「惚れたぜ!常石力男」 — 映画の撮影の後に『お茶の間』に入り、撮影が進んでいること(記事の「現在進行中」)。 ↩︎
  3. 2024年7月27日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — 渡辺満里奈が7月4日のラジオで成田昭次の話をしたという便りと、成田昭次の答え(初めて会った時の印象、テンションの高い役の難しさ、原作とキャストへの思い)。 ↩︎
  4. 成田昭次、31年ぶりドラマ出演「大変恐縮」『不適切にもほどがある!』最終回ゲスト発表(ORICON NEWS、2024年3月22日) — 前のドラマの出演が『お茶の間』だったことと、緑山スタジオの話。 ↩︎
  5. 2024年12月14日放送の『成田昭次のRockon The Knight』。 ↩︎
  6. 2024年7月27日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — 渡辺満里奈が7月4日のラジオで成田昭次の話をしたという便りと、成田昭次の答え(初めて会った時の印象、テンションの高い役の難しさ、原作とキャストへの思い)。 ↩︎
  7. 2024年11月10日放送の『SHACHIHOKO PARADISE』。 ↩︎

 

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