THURSDAY MORNING/みんな仲よし(サースデー・モーニング/みんななかよし)は、男闘呼組の8枚目のシングル。1992年7月1日にBMGビクターから発売された。

THURSDAY MORNING/みんな仲よし(シングル)
アーティスト:男闘呼組
発売日:1992年7月1日
形態:8cm CD、カセットテープ
レーベル:BMGビクター
品番: BVDR-109(CD)、BVSR-109(CT)
本作は男闘呼組が1992年にリリースしたシングル三部作の第二弾である^1。前作「眠りにつく前に」に続く6分を超えた長編作品でもあるが、これまでのシングルの中では最もリリース間隔が短い^1。デビューから4年を経た男闘呼組の円熟期を代表する楽曲として位置づけられている。
チャート成績
本作は男闘呼組としては後期のリリースであり、オリコン最高位25位を記録した^2。前作「眠りにつく盛期と比較すると売上は低迷していたが、楽曲の質的評価は高い。
収録曲
- THURSDAY MORNING
作詞・作曲: 高橋和也(KAZUYA) 編曲: 男闘呼組、田中厚(ATSUSHI)
高橋和也が作詞・作曲を手がけた表題曲。6枚目のアルバム「5-2…再認識…」、ベストアルバム「HIT COLLECTION」では高橋のカウントの声を追加したアルバムバージョンで収録されているため、シングルバージョンで聴くことができるのは、このシングルのみである^1。
- みんな仲よし
作詞・作曲: 前田耕陽(KOYO) 編曲: 男闘呼組、田中厚(ATSUSHI)
前田耕陽が作詞・作曲を担当したカップリング曲。1992年7月1日リリースの8th SINGLEのC/W「みんな仲よし」は、当時ギクシャクしていたメンバーに向けて前田耕陽が作詞・作曲を手がけ、男闘呼組の絆を再認識し、新たなスタートを切った楽曲である^5。
制作
本シングルは、男闘呼組が自作曲を中心としたアーティスト路線へと舵を切った時期の作品である。表題曲「THURSDAY MORNING」は、6分を超える大作として構成されており、従来のポップスの枠を超えた挑戦的な作品となっている^1。
シングル三部作の第二弾として位置づけられる本作は、男闘呼組の音楽的成熟を示す重要な作品である。特にカップリング曲「みんな仲よし」については、当時メンバー間の関係がギクシャクしていた状況で、前田耕陽がメンバーの絆を再確認する意味を込めて制作したことが明かされている^5。
参加ミュージシャン
平山牧伸は1990年から男闘呼組のサポートドラマーとして参加し^7、田中厚はキーボード担当として編曲にも携わった^1。
関連作品・バージョン違い
アルバム収録
- THURSDAY MORNING
- みんな仲よし
- 「5-2…再認識…」(1992年)^1
シングル三部作における位置づけ
本作は1992年の男闘呼組シングル三部作の構成において重要な位置を占める:
これら三部作は男闘呼組の活動休止前の最後の集中的なリリースとなり、グループの音楽的到達点を示す作品群として評価されている。
参照元
^1 THURSDAY MORNING – Wikipedia
^8 眠りにつく前に – Wikipedia
^4 5-2…再認識… – Wikipedia
^9 THE FRONT – Wikipedia
^2 男闘呼組 – THURSDAY MORNING – ORICON NEWS
^5 男闘呼組 みんな仲よし -希望- – YouTube
^3 「男闘呼組」全データ|エンタメの殿堂 – note
^6 男闘呼組 | ジャニーズ事典 – Idol.ne.jp
^7 平山 [ヒラポン] 牧伸 – Animelo Summer Live 2013