アーティスト:NOKKO & Rockon Social Club
「NOKKOさんのなかにシーナ&ロケッツがあるんだ、と。ああいうガールズロックパンキッシュな感じがいいなと思ったんです」NOKKOとの打ち合わせで寺岡が確信したという、彼女の内に秘めたロックな魂。その初期衝動を爆発させたのが、この「Tangerine Kiss」だ。当初、「ウェディングソングを」と考えていたNOKKO自身も、心のどこかでは「ロックがやりたい」という渇望を抱いていた。その想いと寺岡のインスピレーションが完璧に合致した瞬間、この楽曲は生まれた。
タイトルに込められた遊び心も聞き逃せない。NOKKOの代表曲「RASPBERRY DREAM」へのオマージュとして、「柑橘系でいきたい」という寺岡のアイデアから「Tangerine(タンジェリン)」が選ばれた。それは過去へのリスペクトでありながら、決してノスタルジーに浸るのではない。NOKKO自身が「1回回って、自分のオマージュみたいなところでした」と語るように、80年代の輝きを知る彼女が、現代のバンドサウンドに乗せて放つ、フレッシュで刺激的なロックチューンに仕上がっている。
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				1980年代のバンドブームの渦中に登場し、新しい女性ボーカルの在り方を切り拓いたNOKKO氏。繊細で透明感のある声質に、力強さと女性らしい華やかさを同時に宿した、唯一無二の歌声でその地位を確立してきた。
(公式ダイジェストより)
そんな彼女を迎えたからこそ生まれたのが、大人の女性ならではの可愛らしさを描いた歌詞と、心に沁みるロックナンバー。歌声が重なることで、言葉のひとつひとつが鮮やかに浮かび上がり、リスナーの心に深く届く作品となっている。

 
	




