2025年10月5日、TOKYO FMで待望の新番組「KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!」がスタートした。記念すべき第1回目の放送では、Rockon Social Clubの成田昭次が単独でパーソナリティを務め、「1人です」という印象的な一言で番組を開始。番組のコンセプトである「大人のガレージ」から、自身の音楽ルーツやプライベートなエピソード、そして11月にリリースされるコラボレーションアルバムからの未発表新曲が初オンエアされるなど、初回にふさわしい盛りだくさんの内容となった。
成田昭次、記念すべき初回放送を「1人です」とスタート
番組は「日曜の夜に仲間が集まる大人のガレージ。ここはRockon Social Clubの秘密基地」というナレーションからスタート。パーソナリティの成田昭次は、「記念すべき第1回は成田昭次が1人でお送りします。1人です」と、単独での出演であることを告げた。来週以降はRockon Social Clubのメンバーが遊びに来る予定であることも明かした。
番組の舞台となる「ロックオンガレージ」について、成田は「男の夢がたくさん詰まってますよね」と紹介。ガレージ内に置かれたアイテムを一つひとつ見渡しながら、トークを展開した。

「ネオン管、すごい好きだった」自身のヴィンテージコレクションと思い出を語る
ガレージのアイテムの中で、成田がまず目に留めたのはネオン管だった。「これ僕すごい好きだったんですよね」と切り出し、かつてアメリカを訪れた際の思い出を語った。
「アメリカに行った時に、フリーマーケットで、なんだろう、あのクアーズかなんかのこのネオン管を買った覚えがあるんですよね。そなんかヴィンテージみたいな感じで」。
購入したネオン管を日本に持ち帰る際の苦労にも触れた。「デリケートじゃないですか、ガラスだし」と語り、アメリカ在住でパッキングが得意な友人の助けを借りて、服にくるんで無事に持ち帰ることができたというエピソードを披露。「日本帰ってきて、その開けたら、ちゃんと壊れないまま。結構使ってたんですよね、部屋に飾って」と当時を懐かしんだ。
その他にも、ガレージにはギターやバイク、車などが置かれているとし、「男のロマンですよね」と語った。また、番組スポンサーである呉工業の製品「KURE 5-56」がずらりと並んでいる様子にも触れ、自身が名古屋で工場勤務をしていた時代に「必ず必要だった」と振り返った。

秘密基地、#GOGOROCKON で
心のメンテナンスはできましたか? 「Still Rockin’」の感想もお待ちしています🎸
来週は #高橋和也 さんが登場❤️🔥
何して遊ぼうかな🤔お楽しみに!
ONAIR:Rockon Social Club『LIFE』

ファンの想いが形に、ハッシュタグ「#GoGoRockon」を正式採用
番組の公式ハッシュタグが「#GoGoRockon」に決定した経緯について、成田はファンへの感謝と共に説明した。
「このハッシュタグを、この番組が始まるよって発表されたと、同時にこのハッシュタグ、皆さんが自然に使ってくれて、喜びのポストしてくださってくれたんですよね」。
このファンによる自然発生的な動きを受け、「なので、もうこのままハッシュタグ #GoGoRockon は採用させていただければと思っています。ありがとうございます」と述べた。そして、「あらゆる世代のね、潤滑油になるべく、あなたの心をメンテナンスする日曜日の夜にしていきたい」と番組への抱負を語った。
NASAの火星探査ニュースから、自身の不思議体験を告白
番組コーナー「ガレージニュース」では、NASAが火星で採取した岩石サンプルに生命の痕跡が含まれている可能性を発表したというニュースを取り上げた。この話題から、成田は自身の宇宙への関心と、幼少期の不思議な体験について語り始めた。
「夢かどうかって、これ分かんないんですけど」と前置きしつつ、幼稚園時代に体験した出来事を明かした。「住んでた家に、ちょっと小さな裏庭があって、夜中に目が覚めた時になんか、そのガラス越しですけど、このオレンジの光がこう3つぐらいこう点滅してるんですよ。ピコピコピコピコって。で、なんか聞いたこともないような言葉が…」と、今でも鮮明に記憶に残っているという不思議な光景を振り返った。
この体験が夢だったのか現実だったのかは定かではないとしながらも、ビッグバンから始まる壮大な宇宙の歴史に触れ、「宇宙って、もうほんと神秘的だし、もういろんなことが、もうほんと語り尽くせないし、解き明かせないですよね、一生かかってもね。それぐらい魅力的で魅惑な宇宙なんですけどね」と、尽きない興味を語った。
ONAIR:Rockon Social Club『天照ラス』
豪華コラボアルバム『THE SHOW MAN』の全貌を明かす
リスナーからのメッセージをきっかけに、11月5日にリリースされるRockon Social Clubのコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』について言及した。成田は「ほんとね、これすごいんですよ、このメンバーがね」と興奮気味に語り、参加アーティストの豪華なラインナップを紹介した。

アルバムには、堺正章、HOUND DOGの大友康平、俳優の段田安則、レベッカのNOKKO、聖飢魔IIのデーモン閣下、氣志團、亀梨和也、そしてMISIAといった、世代やジャンルを超えたアーティストが参加していることを明かし、「一緒に曲を通じて、楽器ギター演奏できて、歌歌えるって、ほんと幸せですよね」と喜びを語った。
初の自叙伝刊行を発表「自分をまた新しい発見もあった」
自身のソロ活動についても報告があり、2026年1月15日に初の自叙伝を刊行することを発表した。
執筆にあたり、幼少期から現在までを振り返ったという成田は、「自分で自分をまた新しい発見もあったし、垣間見ることができたし」と、制作過程での心境の変化を明かした。詳細は後日発表されるとし、ファンに期待を寄せた。

「今の僕はない」ギターの師匠・野村義男との出会いと新曲秘話
番組のクライマックスで、成田はコラボアルバム『THE SHOW MAN』から、まだ世に出ていない新曲をオンエアすることを宣言した。そのコラボレーションの相手として、「実は僕のギター師匠、野村義男さんです」と発表した。
成田は野村義男との出会いが自身の音楽人生に与えた影響の大きさを熱く語った。
「野村義男さんとの出会いがなかったらね、今の僕、ギタリストとしての成田昭次はなかったと思います」。

10代の頃、当時流行していたヘビーメタルやハードロックしか知らなかった自身に対し、野村が60年代や70年代の音楽を教えてくれたことで、音楽的な視野が大きく広がったという。「その音楽と出会いがあったし」と、自身の音楽性の礎を築いた重要な出会いであったことを強調した。
今回のコラボ曲『Still Rockin’』のレコーディングにも立ち会った成田は、その時の感動を鮮明に語った。「まじまじと、こんなじっくりその野村義男さんのギタープレイをもうほんとにこう、後ろから見ることって意外となかったんですよね」と述べ、間近で見た師匠の演奏に圧倒された様子を伝えた。
先に録音した自身のギターテイクに合わせて、野村が即興でギターを重ねていく様を「魔法のようでしたね」と表現し、長年の時を経ても変わらない尊敬の念を滲ませた。そして、満を持して新曲『Still Rockin’』を初オンエアした。
ONAIR:野村義男 & Rockon Social Club『Still Rockin’』

番組のエンディングでは、来週の放送にRockon Social Clubのメンバーである高橋和也がゲストとして登場することを告知。「ここで過ごしてきたひとときが、あなたの新しい1週間に少しの潤滑油になりますように」とリスナーに語りかけ、記念すべき第1回目の放送を締めくくった。
ONAIR:Rockon Social Club『遥か未来の君へ』





 
			 
			 
			 
			 
			 
			