前田耕陽、大阪での舞台でキーボードソロに挑戦「ヒヤヒヤですよ」と初日の心境を語る(2025.10.5放送)

2025年10月5日に放送されたHEART FMの番組「日曜の午後は耕陽を聴こうよー!」。DJを務める前田耕陽が、前日から始まった自身の舞台について語ったほか、リスナーから寄せられたコンビニスイーツや渋滞時の運転スタイルといったテーマでトークを繰り広げた。

前田耕陽、大阪での舞台初日を振り返る「踊るし、キーボードソロもある」

番組冒頭、前田は前日の10月4日から大阪・松竹座で舞台が始まったことを報告。ゲストの雷神から「恒例になってますね」と迎えられると、早速舞台の内容について言及した。

雷神が「踊ってますか?」と問いかけると、前田は「大阪は踊る」と舞台タイトルに触れつつ、「踊ってますよ。踊るし、キーボードソロもあるし」と、公演での新たな挑戦を明かした。このキーボードソロは、ショルキーを使用して演奏するよう演出家から指示されたという。

なんかショルキー持ってキーボードソロ弾けって言われて、悪戦苦闘したんですけどね」と、準備段階での苦労を振り返った前田。初日を終えた心境については、「もうヒヤヒヤですよ、昨日の初日なんて。間違えたらどうしようって」と、緊張感に包まれていたことを素直に語った。しかし、続けて「まあ、でもさ、オルガンソロとかキーボードソロなんて間違えても聞いてる人わかんないもんね」と冗談めかし、スタジオの笑いを誘った。

また、公演期間中の舞台の進化についても触れ、「初日と千秋楽見るとね、すげえ変わったなっていう風に思うと思うんですよ」とコメント。10月12日の千秋楽まで続く舞台について、足を運んでくれるファンへの期待をにじませた。休演日には道頓堀を散策する可能性も示唆し、「僕も道頓堀あたりウロウロしますんで」「僕に会えるかもしれない」とリスナーに語りかけた。

リスナーおすすめの「コンビニスイーツ」の話題で意外な好みが明らかに

番組コーナー「ヤグチ建設 私の一押し」では、毎月テーマを決めてリスナーからのおすすめを募集している。今月のテーマは「コンビニスイーツ」。前田は「全然苦手」「あんまりよくわかってない」と正直に明かしつつも、だからこそリスナーからの情報を求めていると語った。

早速、リスナーの「かおりんパンダ」さんから、セブンイレブンで販売されている「みかん氷」という商品が推薦された。「みかんの果汁感がたっぷり感じられるのでぜひ食べてみてください」というメッセージに対し、前田は意外な食の好みを告白した。

僕、かき氷も好きなんですよ」と前置きしつつも、「果汁が入ってるのが意外と苦手なんですよ」と明かした。「いちごとかでも、なんかいちごの果肉をこうつぶしたみたいなのがかかってるのが実は苦手で。だったらイチゴ食べればいいじゃんって思っちゃう」と、その理由を説明。ジャムに関しても同様で、「もうなんかいちごを感じられるものがはいってると…もっとつぶしてって思っちゃう」と、果肉の食感が残っているものがあまり得意ではないと語った。唯一許せるのはブルーベリーくらいだという、独特のこだわりを披露した。

この告白に、ゲストの雷神は「もう坊ちゃんは」とツッコミを入れたが、前田は推薦された「みかん氷」については、「これで好きになる可能性があるじゃないですか。今までやってきた僕の人生を取り返すためにいっぱい食べることになるかもしれない」と興味を示し、試してみることを約束した。

このトークの後、ゲストの雷神からのリクエストとして楽曲がオンエアされた。

ONAIR:TM NETWORK『Get Wild』

高速道路での渋滞、前田耕陽の対処法は「じっと耐える」

続くコーナー「岩崎建設工業 耕陽に聞こうよ」では、秋の行楽シーズンにちなみ、リスナーから寄せられた高速道路の渋滞に関する質問が取り上げられた。

もし高速道路で渋滞に巻き込まれたら、どのように運転するタイプですか?」という質問に対し、以下の3つの選択肢が提示された。

  1. 渋滞の流れに従いじっと耐える。
  2. 少しでも空いてる車線へ何度も変更する。
  3. 高速道路を降りて一般道を走る。

頻繁に車線変更を繰り返すという「2番」を選んだ雷神に対し、前田は「危ないね」「あれね、1つの車線にずっといた方が結局早いんですよ」と冷静に指摘。「逆にさ、車線変更して相手が進むと余計にイライラするでしょ? しなきゃいいのにって思うんだけど」と自身の考えを述べた。

前田自身は「1. 渋滞の流れに従いじっと耐える」を選択。「基本は全然普通に渋滞、苦にはならないですね」と語り、慌てずに流れに身を任せるタイプであることを明かした。

ただし、例外もあるという。「よっぽど自信のある裏道を知ってる時」は、「3. 高速道路を降りて一般道を走る」も選択することがあると話した。特に、自身の地元である東京・八王子周辺の「究極の裏道」を知っているため、その区間が混んでいる場合は一般道へ降りることもあると、具体的なエピソードを交えて説明した。

「もういい加減別の曲に」男闘呼組の楽曲にまつわるリスナーの思い出

渋滞の話題に絡めて、リスナーの「秋生まれのあき」さんから、男闘呼組の楽曲へのリクエストが寄せられた。そのメッセージには、楽曲にまつわる微笑ましい家族の思い出が綴られていた。

この曲は昔家族で紅葉を見に出かけた時に、男闘呼組のファーストアルバムが出たばかりで、車の中でエンドレスで再生していました。すると渋滞に巻き込まれた父から『もういい加減別の曲にしてくれないか』と言われた思い出があります

このエピソードに前田は、「そりゃエンドレスで聞かされたらね、運転してるお父さんからしたら『またこれかよ』ってなりますよね」と笑いながら共感を示し、リクエストに応えた。

ONAIR:男闘呼組『別離のハイウェイ』

来月のテーマは「おすすめの美容グッズ」、そして前田耕陽の秋と冬の持論

番組のエンディングでは、次回のテーマが発表された。「私の一押し」コーナーの来月のテーマは「おすすめの美容グッズ」に決定した。前田は「これからほら、冬になっていくじゃないですか。肌がカサカサの人とかね」「髪がパサパサとかね」と、季節に合わせたテーマ設定の意図を説明。

自身のスキンケアについて聞かれると、「僕は、まあ、化粧水とかは使いますけど、はい。でも基本は石鹸で顔洗うぐらいですね」と、シンプルな方法を実践していることを明かした。

また、番組冒頭で話題に上がった「日本では春と秋がなくなる」という持論に再び言及。「気がついたら冬ですよ、もう」「僕が還暦を迎える頃には、もう夏と冬だけ」と力説し、独自の季節観を披露した。

最後に、自身のアルバム『KOYO MAEDA SONG BOOK 1995-2025』に収録されている楽曲をオンエアし、番組を締めくくった。

ONAIR:前田耕陽『あいたくて』

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