岡本健一と成田昭次、男闘呼組時代の「部屋割りの真相」を明かす─前田耕陽とは「合わない」理由も(2025.3.22放送)

2025年3月22日に放送されたニッポン放送「成田昭次のRockon The Knight」では、ゲストに岡本健一を迎え、4週連続となった共演の最終回を届けた。番組では、桜の季節にまつわるトークから始まり、男闘呼組時代の部屋割りの真相やメンバー間の関係性、さらにはライブでの衝撃的なアクシデントまで、貴重なエピソードが次々と明かされた。

岡本健一、男闘呼組での花見は「ないね」と断言 「じゃあ、しましょうよ」と提案

番組冒頭、成田昭次は「3月末っていうことでですね、早いところでは桜も開花してるんじゃないですかね」と季節の話題に触れ、岡本健一に「桜興味あります?」と問いかけた。岡本は「ありますよ。桜好きですよ。やっぱお花見にしちゃいますもんね」と応じ、特に夜桜が好きだと明かした。

成田が「全然花見とか行きます?」とさらに尋ねると、岡本は「花見に行こうつって行くんじゃなく、あって思ったら、車とか止めて歩いて」と、ふとした瞬間に桜を楽しむスタイルであることを語った。

この流れで、成田は「昔、みんなで花見行ったことってあるんでしたっけ?男闘呼組で」と質問。これに対し、岡本は「ないね」と即答。成田も「ないですよね」と同意し、グループとして花見をした経験がないことが判明した。すると岡本は「今年じゃあ、しましょうよ」と提案。成田も「行きたいすね、でもね」と乗り気な様子を見せ、「じゃあ、みんなに声かけてくる」と、実現に向けて動き出すことを示唆した。

番組では、リスナーからの感想をX(旧Twitter)で募集。成田は「#ロックオンザナイト』はカタカナです」と、なぜかハイトーンボイスで呼びかけ、岡本から「なんで声(笑)」とツッコミが入る一幕もあった。

ONAIR:堺正章 & Rockon Social Club『プンスカピン!』

男闘呼組時代の部屋割り秘話:岡本・成田の“固定ペア”と、岡本が語る「前田耕陽とは合わない」の真相

4週連続ゲスト出演の最終回となったこの日、本来は前回に引き続き「ヒストリーオブ健一」のコーナーを予定していたが、内容が膨大であるため次回以降の企画となったことが明かされた。今回は、リスナーから寄せられた「岡本健一」をテーマにしたメールが紹介された。

最初のメールは、男闘呼組時代の地方公演での「部屋割り」に関するものだった。以前、別のラジオ番組で前田耕陽が「俺は岡本と同じ部屋になったことが1度もない。岡本からNG出されてたのかな?」と話し、高橋和也が「あいつの答えは決まってる。『俺は知らねえよ』って言う」と応じていたというエピソードが紹介された。

この真相について、岡本はデビュー当時の地方公演ではメンバーが2人1組のツインルームに宿泊していたことを振り返り、「だいたい俺と成田昭次」が同室だったと明かした。これに成田も「俺、健一が多かったというか、健一と一緒にいたよ」と応じ、二人は「一緒だったよね」とお互いに確認。自然と岡本と成田がペアになることが定着していたことが明らかになった。

その一方で、前田耕陽との関係については「前田耕陽と俺は合わないのよ」と衝撃の事実を口にした。成田が「何が合わないんですか?」と理由を尋ねると、岡本は「どこ行っても。リズムというか…」と説明。「じゃあ遊びに行こうぜとかさ、あるじゃない?一緒に2人で遊びに行こうよとか。全然楽しくないの」と続け、「最終的には『なんだよ』つって2人で終わるんですよ」と、一緒に行動しても気まずい結果に終わってしまうことを明かした。

一方、成田との関係について岡本は「全然そんな意識もしたことないですよね」と語り、自然体で過ごせる関係性だったことを明かした。成田が「あんまり行かなかったですか? 僕とは」と尋ねると、岡本は「一緒に2人、夜遊びとかは一緒にしたことないよね? あんまりね」と答えた。

成田昭次と岡本健一は「喧嘩したことない」、メンバー間の力関係にも言及

続いて、メンバー間の喧嘩に関するメールが取り上げられた。リスナーから「よく高橋和也さんと成田昭次さんのぶん殴り合いの話題は耳にします」という前置きがあった上で、「岡本健一さんと成田昭次さんのかこいち大きな喧嘩はどんな感じでしたか?」という質問が寄せられた。

これに対し、成田と岡本は口を揃えて「ないよね」「してないですね」と否定。「そもそもなんか手出したりしないよね、お互いが」と成田が言うと、岡本も「しない」と断言した。岡本は「高橋和也だけだろ、それ」と冗談めかしつつ、高橋と前田の間にも衝突があったことに触れた。

さらに岡本は、「他の人たちに向かっていくのはよくあったよね。高橋和也も昭次も」と、メンバー内ではなく外部とのトラブルがあったことを示唆。「俺らがわあって騒いでるから、ガヤの周りの絡まれるとか、なんか色々あったりとかするじゃん。そん時にやっぱ飛び込んできちゃうのは、やっぱ高橋和也と昭次」と語り、「そのままホームに残されて俺ら先行っちゃった時あった」と、過去の出来事を振り返った。しかし、このエピソードについて成田は「そんなことありました?僕はないと思いますよ」と記憶にない様子だった。二人の間では、大きな喧嘩は一度もなかったことが強調された。

ライブでのソロパフォーマンスと宙吊り事件:成田昭次が明かす衝撃のアクシデント

男闘呼組のライブにおけるソロパフォーマンスの話題では、ファンからの詳細な記憶が綴られたメールが紹介された。成田が宙吊りになりながらギターを弾いていたというエピソードについて、成田自身もその事実を認めた。

リスナーの記憶を元に、当時のソロコーナーで各メンバーが披露していた洋楽カバー曲が明らかになった。

  • 高橋和也:Vanilla Fudge(ヴァニラ・ファッジ)『You Keep Me Hangin’ On』(※ステージ上で銃で撃たれるという演劇的な演出があった)
  • 岡本健一:Cyndi Lauper(シンディ・ローパー)『Time After Time』や、ザ・カルト(The Cult)の楽曲
  • 前田耕陽:BRYAN ADAMS(ブライアン・アダムス)『Heaven』
  • 成田昭次:Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)『Reckless Life』で宙吊りパフォーマンス

成田は自身のパフォーマンスについて、「(宙吊りの)ワイヤーで2本で釣ってんだけど、あれ片方がさ、切れたことあるんだよね」と、衝撃のアクシデントを告白。「こんなんなっちゃって」と、体が傾いた状態になったことを明かした。これを聞いた岡本が「え、それまたやろうよ、ロックオンで」と無茶な提案をすると、成田は「いや、やりたくない、もう。そん時のトラウマ」と即座に拒否した。

また、ライブのアンコールではLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の『Rock and Roll』や、Steppenwolf(ステッペンウルフ)の『Born to Be Wild』、Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の『Purple Haze』、Eddie Cochran(エディ・コクラン)の『Summertime Blues』といった洋楽ロックの名曲をカバーしていたことにも触れ、成田は「人の曲で終わってんだもん。自分たちのコンサート」と、当時の型破りなスタイルを笑いながら振り返った。

ギタリスト談義:岡本健一が語るROLLYの魅力と音作りの哲学

ギタリストとしても知られる岡本と成田は、ミュージシャン・ROLLYの話題で大いに盛り上がった。岡本はミュージカル『ROCKY HORROR SHOW』でROLLYと共演した経験があり、リスナーからその時の感想を尋ねられた。

岡本は「ギター本当にすごいんだよ」「稽古場、一応ミュージカルで一応舞台なんですよ。いる時にずっとね、やっぱギター。ずっとギター弾いてる」と、その音楽への情熱を絶賛。成田もROLLYの演奏について、「いい意味でその日本人アーティストの枠を超えて」「僕らが好きだったその、なんだろう?音楽を結構もう本当に網羅してるじゃないですか。フレーズも」と、その技術と知識の深さを高く評価した。

さらに岡本は、ROLLYの機材へのユニークなこだわりについても言及。「このアンプがいいよってのがちっちゃいミニアンプだったりするの」「スマホのでっかいぐらいのサイズ。で、これでこないだコンサートやったとかさ」と、高価な機材に頼らないスタイルを紹介。また、ジャンクギターを愛用しているエピソードも明かした。

この話を受け、成田は「必ずすごい高いギターとかすごい機材を買ったからっていい音出せるわけじゃないんですよ」と語り、最終的には弾き手の技術や感性が最も重要であるという考えを示した。

健康と睡眠を語る:「夜間頻尿」の悩みまで赤裸々に

番組の後半では、「健康第一、岡本健一」という最近のスローガンにちなみ、睡眠に関するリスナーからのメールが紹介された。リスナーから「お忙しいお二人ですが必ず確保したい睡眠時間はありますか?」という質問が届いた。

岡本は「平均がないんですよ。でも6時間、7時間ですかね?」と回答。成田は名古屋時代のエピソードを明かした。「朝4時、5時ぐらいに起きてたんで、だから完全寝るのもやっぱ10時とか早かったらもう9時ぐらいに体がやっぱ」。

成田は黒柳徹子の言葉を引用し、「一番ベスト睡眠時間ってのは夜の22時、夜の10時から夜中の2時。この4時間がゴールデンタイムなんだって。細胞が活性化して新陳代謝もよくなって」と説明。さらに「睡眠時間も大事なんですけど、どれだけ熟睡できたかってのを僕大事にしてる」と自身の考えを語った。

岡本は最近の悩みとして「トイレで起きるんだよね」と明かした。成田は即座に「それね、夜間頻尿って言うんですよ」と医学用語を紹介。岡本は「今までここ、だからここ何ヶ月とかじゃない?55になってからなんだと思う」と年齢による変化を認めた。成田は「老化ですよ、だからそれは」ときっぱり指摘した。

対策として成田は「寝る前にやっぱ水分取っちゃうと、どうしてもやっぱり起きちゃう。だから寝る2時間前はもう飲まない」と提案。岡本は「そんな風にできない」「絶対できない」「習慣化してる?」と疑問を呈したが、成田は「やってるよ」と主張。「日々の積み、継続だから。その継続がやっぱ大事だから」と語った。

岡本は「病気になった時とか調子悪いなって時はとにかく寝てた方がいい」とアドバイスし、成田も「水分も一気にこうなんか大量の水分を取るんじゃなくて、こまめにちょこちょこ取るっていう」と健康管理の具体的な方法を紹介した。

4週連続出演から5週目へ─予期せぬ延長決定

番組終盤、成田は「4週にわたり岡本健一さんとお送りしてきた」と締めくくろうとした。「楽しい時間って本当なんか秒で終わりますよね」と語る成田に対し、岡本は「秒ってことはないよ」と返した。

成田は「本当久しぶりに健一ゲスト来ていただいて。なんか本当聞けなかった、知らなかった、今まで知らなかった話とか結構健一のヒストリーの中でも聞けた」と振り返った。

岡本からは成田の今後の活動について質問があり、成田は「5月の6日にADDICT OF THE TRIPMINDSのライブがね、品川教会で」と告知。岡本は「4月の12日にファンクラブ用のライブはある。で、5月6日教会で」と詳細を補足した。「全部セットも変えて、教会用のね、ちょっと響きのいい、あとバイオリンも入れたりとか」と演出の工夫についても語った。

そして最後、成田から突然「来週5週続けちゃう?」という提案が飛び出した、岡本は笑いながら「いいよ」と返し、成田は「本当に?」と嬉しそうに反応。岡本は「いや、もうここで喋ってたらそうするしかないじゃん」と語り、5週目の出演が決定した。

成田は「目から鱗が何、何回も落ちました」と感謝を述べたが、岡本は「なんかさあ、適当な口から出任せみたいなこといっぱい言うようになってるよ」とツッコミ。成田は「ヒストリーはだってめちゃくちゃ面白かったし、なんか本読んでるみたいですよね」と改めて称賛した。

番組は2人がふざけて高音で「素敵な週末をお過ごしくださいまた来週」と締めくくり、爆笑の中で終了した。

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