Still Rockin’(シングル)

「Still Rockin’」(スティル・ロッキン)は、ギタリスト野村義男Rockon Social Clubによる楽曲。2025年10月6日に先行配信され、同年11月5日発売のRockon Social Club初のコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』に収録された。野村義男が客演参加したこの楽曲は、Rockon Social Clubのテーマ曲的位置づけとされており、寺岡呼人がプロデュースを担当している。

Still Rockin’(シングル)

アーティスト:野村義男 & Rockon Social Club
発売日:2025年10月6日
形態:配信
レーベル:TOKYO RECORDS

本楽曲は、Rockon Social Clubが2025年にリリースした初のコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』における重要な収録曲の一つである。同アルバムには堺正章、NOKKO、大友康平、MISIAといった多彩なアーティストとのコラボレーション楽曲が収められているが、その中で野村義男との共演は特別な意味を持つ。成田昭次にとって野村は「この人に会ってなかったら、今のこういう自分のギター人生はなかった1と語る師匠的存在であり、彼のギタースタイルには野村の影響が色濃く反映されている。楽曲制作においては野村が複数テイクを録音し、その中から選択する形でギターパートが完成した。2025年10月5日、TOKYO FMの新番組「KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!」で初披露され、翌日から各配信サイトで先行配信が開始された。

収録曲

  1. Still Rockinʼ
    作詞・作曲・編曲:寺岡呼人

音楽性・制作背景

本楽曲は「今のロックオン(Rockon Social Club)のテーマ」と位置づけられており、「今出せる一番いい感じのロック」を体現した作品として制作された。野村義男の特徴である「歌うように流れるメロディライン」が楽曲に重要なスパイスを加えているとされ、従来のRockon Social Clubのサウンドに新たな要素が組み込まれている。

レコーディングには成田昭次が立ち会い、野村義男の演奏を目の当たりにした。成田によれば、野村は「あっという間」に複数テイクを録音し、「好きなの選んだよ」という形で作業が進められたという。成田にとって「まじまじと、野村義男さんのプレーをレコーディングの現場で見た」のは「こんなにちゃんと立ち会ったの初めて2という貴重な経験となり、「自由自在にギター弾けたら、これ本当楽しいだろうな」と同じギタリストとして深い感銘を受けたことが明かされている。

上京後、合宿所で生活していた成田のもとを野村が訪れ、ヘビーメタル一辺倒だった成田にビートルズ、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリンといった60年代、70年代のロックを教えたという。成田は「ヘビーメタル以外聴いたことなかったのが、やっぱり野村義男さんとの出会いで「もう徹底的に、これ聴いた方がいいっていろんな教えてくれて、だから今すごくそれが役に立ってる3と、この出会いが自身の音楽性を大きく広げる転機になったと振り返っている。

高橋和也も「僕らが本当に憧れたヨっちゃん。大先輩4と語っており、Rockon Social Clubのメンバーにとって野村は特別な存在であることが示されている。野村は「アイドルとして脚光を浴びながらも、その枠を越え、自らを”一流のギタリスト”として確立5した人物として「Rock’n Roll Hero」と評される存在である。

収録作品


  1. ニッポン放送『成田昭次のRockon The Knight』2025年9月20日放送(ラジオレポート) ↩︎
  2. TOKYO FM『KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!』2025年10月12日放送(ラジオレポート) ↩︎
  3. ニッポン放送『成田昭次のRockon The Knight』2025年9月20日放送 (ラジオレポート) ↩︎
  4. TOKYO FM『KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!』2025年10月12日放送(ラジオレポート) ↩︎
  5. 公式ダイジェスト『「Still Rockin’」 #野村義男 & Rockon Social Club #shorts – YouTube』説明 ↩︎
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