日経クロストレンドにて、男闘呼組の再始動からRockon Social Club (RSC) の結成・デビューにおいてキーマンとなった、音楽プロデューサーでありメンバーでもある寺岡呼人のインタビュー記事が、全2回にわたって掲載されました。
【第1回】 男闘呼組復活から新バンド成功へ キーマン寺岡呼人に聞く/前編 (2023.06.12)

2023年5月6日に東京ガーデンシアターで開催されたRockon Social Club (RSC) の“デビューライブ”「ROCKON SOCIAL CLUB 1988」の詳細なライブレポートが掲載されています。
当日は、RSCの1stアルバム『1988』の楽曲『Foxy Lady』『Rolling Thunder Baby』などに加え、『BACK IN THE CITY』『無題』『ANGEL』『PARTY』など男闘呼組時代の楽曲も披露されました。高橋和也はMCで「今日からRockonの新しい旅が始まります!」「みんなが元気な限り、ファンのみんながいてくれる限り、歌い続けるよ!」と宣言しました。
メンバー紹介では、高橋が前田耕陽、岡本健一、成田昭次の衣装をいじる和やかな場面や、プロデューサーとして紹介された寺岡呼人が「歴史的な瞬間にみなさんは立ち会っている」と興奮した面持ちで語る様子もレポートされています。アンコールでは、寺岡が「ライブでお客さんに“おかえり”と言ってもらえる曲」として制作した『ただいま』や、『遥か未来の君へ』が披露されました。
【第2回】 男闘呼組後の新ユニット バンドとして結実した10代の経験/後編 (2023.07.11)

第1回に続き、Rockon Social Club (RSC) のキーマンである寺岡呼人さんのインタビュー(後編)が掲載されています。
寺岡さんは、成田昭次さんのソロプロジェクトに関わった後、男闘呼組のプロデューサーから「3月に男闘呼組のメンバーを入れてミニアルバムを出したい」とデモ制作を依頼されたことが始まりだったと語ります。成田さんとスタジオにこもりリフから曲を広げていき、リクエストを受けて『遙か未来の君へ』が誕生しました。
当初は寺岡さん自身が歌う予定はなく、「これじゃまんま男闘呼組じゃん!」というプロデューサーの一言で、寺岡さんもメンバーとして参加することが決まったという驚きのエピソードも明かされています。RSCのプロジェクトは「ふわっと」「即興で」進んでいくスピード感があり、5月のライブでアンコール時に着たエプロンについても、寺岡さんは当日まで知らなかったそうです。
寺岡さんは、男闘呼組の4人が10代から培ってきた「人を楽しませる」経験が、今「最強の武器」としてRSCのロックバンドとしての表現に結実していると分析。メンバーの人間的な魅力や、高橋和也さんが「70になってもカッコいいバンドとして」と語ったことにも触れ、バンドの未来への尽きない楽しさと期待を語っています。
