2025年11月1日、Date fmで放送されたラジオ番組『Tracks』に、Rockon Social Clubの岡本健一が出演した。番組の前半パート「TRACK 1」のMCとして登場した岡本は、自身が所属するバンド、Rockon Social Clubの結成秘話から、2025年11月5日にリリースされる豪華コラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』の制作背景、そして目前に迫った全国ツアーについて、自身の言葉で詳細に語った。
ONAIR:野村義男 & Rockon Social Club『Still Rockinʼ』

「これいけんじゃねえか、みたいな話になって」岡本健一が語る、Rockon Social Club誕生の瞬間
番組冒頭、岡本はまずRockon Social Clubというバンドについて知らないリスナーに向けて、その成り立ちを丁寧に説明した。バンドの誕生は、プロデューサーの寺岡呼人と、成田昭次、青山英樹の3人による活動が母体になっていると明かした。
「このバンドは、いつですかね、できたの。2023年ぐらいかな。寺岡呼人さんをプロデュース軸に、成田昭次が一緒にずっとバンドをやってまして、そこに、青山英樹というスーパードラマーがいるんですけども、その3人でこうバンドをやってて」と、後のNARITA THOMAS SIMPSONとなるユニットが基盤であったことに触れた。
バンド結成の直接的なきっかけは、男闘呼組の復活コンサートと同時期に行われたレコーディングだったという。岡本は「それのメンバーで呼人さんと昭次で作った曲があるっていうので、ちょうどそれは男闘呼組の復活のコンサートをやってる最中とかだったのかな。レコーディング、ちょっとしてみたいな、こういう曲、このギター弾いてくんない、みたいな」と、寺岡から誘いがあったことを回想。軽い気持ちで参加したレコーディングが、バンド結成へと繋がる大きな転機となった。
「『ああ、いいよ、うわ、かっこええ』ってギター弾いて。仮にちょっと歌とかもやって、ちょっと形にしてみようよみたいな感じな感覚で曲が生まれて、そっから、なんかこれいけんじゃねえか、みたいな話になって。それってもう、そのままの勢いでバンドを作って」

この時の手応えが、現在のRockon Social Clubの活動に直結したと岡本は語る。レコーディングからわずか2、3ヶ月後にはライブを行うなど、その勢いのままバンド活動が本格化したという。岡本はバンドの音楽性について「気持ちいいこのロックンロールを奏でてる感じですかね。一番分かりやすいのは、音楽をほんと聴いてもらうのが一番いいですし、あとライブに足を運んでくれると、みんなその音の楽しさ、Rockon Social Clubの真髄が体験できるんじゃないかな、なんて思ってます」と述べ、ライブでこそバンドの魅力が伝わると強調した。
豪華アーティストが集結、コラボアルバム『THE SHOW MAN』を解説
続いて岡本は、2025年11月5日にリリースされるRockon Social Clubのコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』について紹介した。このアルバムは、バンドが様々なアーティストと共演する特別な企画であり、その参加メンバーの豪華さが大きな特徴となっている。

岡本は「堺正章さんを筆頭にですね、レベッカのNOKKOさん、野村義男さん、大友康平さん、亀梨和也くん、段田安則さん、氣志團、デーモン閣下、MISIAというメンバーが全員そろって1つのアルバムを作ってるという夢のような魔法のようなアルバムになってます」と参加アーティストを列挙。
アルバムのコンセプトについて、「1曲1曲そのアーティストたちの世界観が、みんなその人たちの新曲なのかなっていう感じで、作られてます」と説明し、各アーティストの個性が存分に発揮された作品であることを伝えた。そして、「これはぜひ手に取って、爆音で聴いてほしいなあと思ってます」とリスナーに呼びかけた。
大友康平とのエピソードから生まれた楽曲『バーボンロック』
アルバム収録曲の中から、岡本は特に大友康平とのコラボ楽曲『バーボンロック』の制作秘話に触れた。この曲は、宮城でのキャンペーン活動の際に地元メディアから非常に高い評価を得たというエピソードを披露した。
「今回宮城でね、ちょっとキャンペーンみたいな感じでいろんな番組出て話して、今回のTHE SHOW MAN、『どの曲が一番良かったですか?』聞くと、もうみんな大友康平さんの曲。みんな康平さんのこのバーボンロックっていうのがめちゃめちゃいい、やっぱ宮城ですから、みたいなことを言ってて」と、地元での熱い支持があったことを明かした。
さらに、この楽曲が生まれた背景には、寺岡呼人と大友康平の会話があったという。「呼人さんが康平さんとお会いして、話をして、バーボンロックっていうお酒の話になったらしいんですよね。話を聞いて、インスピレーション受けて作った曲だそうです」と、実際のコミュニケーションから楽曲が生まれたことを紹介した。

二人の熱い熱い歌声をお楽しみに!
#RockonSocialClub 初のコラボレーションアルバム「THE SHOW MAN」
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岡本自身もこの曲の世界観に深く共感しているようで、「この曲を聴くとね、酒を、ウイスキーを、バーボンを、ストレートでちょっと飲みたくなるような、男性たちには心に響くような曲になってます」と語った。
ONAIR:大友康平 & Rockon Social Club『バーボンロック』

ONAIR:堺正章 & Rockon Social Club『The Show Man』

全国ツアー宮城公演への意気込み「絶対盛り上がる」
番組の最後には、 Rockon Social Clubの全国ツアー「KURE 5-56 presents Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockin’-」について告知が行われた。特に、番組が放送されている宮城での公演について、岡本は熱意を込めて語った。

宮城公演は、2025年11月27日(木)、28日(金)、そして12月14日(日)の3日間にわたって仙台GIGSで開催される。岡本はライブの編成について、「ギターが3人、俺と昭次と呼人さんもギター弾いたりする。3人、トリプルギターにホーンが入ったり、かなり派手な編成になった大パーティーをちょっとお届けしますんで」と説明し、迫力のあるステージになることを予告した。
また、アルバム『THE SHOW MAN』の楽曲もライブで披露されることに触れ、宮城公演での大友康平のゲスト出演に期待を寄せた。「でも宮城に康平さん来てくれたらねえ、いいんだけどな、でも分かんないんですよね」としながらも、「来たら来たで、絶対盛り上がるけど、来んでも、でも来なくても、その分、ロックオンで盛り上げますんで」と、どんな状況でも最高のライブを届けるという力強い意気込みを示した。
最後に岡本は、「詳しくはですね、オフィシャルホームページやSNSをチェックしてください」とリスナーに伝え、来週も自身がMCを担当することを告げて番組を締めくくった。
ONAIR:Rockon Social Club『プンスカピン!』



