成田昭次、自叙伝『人生はとんとん』を語るソロ放送回 A.B.C-Z戸塚祥太とのギター共演を熱望「いつか共演したいです」(2026.02.01放送)

2026年2月1日、TOKYO FMをはじめとするJFN系列で放送された『KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!』では、Rockon Social Club成田昭次がパーソナリティを務めた。今回の放送は、前々回の放送でゲスト出演したメンバーの寺岡呼人から「ひとりでやってみたら?」と提案されたことを受け、成田が単独で進行を担当する形式となった。

番組では、発売されたばかりの成田昭次の自叙伝『人生はとんとん』に関する話題を中心に、リスナーからの感想メッセージ(ガレージレター)を紹介しながら、成田自身の過去の経験や、A.B.C-Zの戸塚祥太との交流、そして今後の展望について語られた。

久しぶりの単独進行と年賀状の当選報告

番組冒頭、成田は「久しぶりに一人でお届けしていきます」と挨拶し、初オンエア以来となる単独進行への緊張と新鮮さを口にした。寺岡呼人からの提案に言及しつつも、「頼ってはないですよ! ロックオン(Rockon Social Club)の番組ですからね」と、あくまでグループの番組であることを強調しつつスタートした。

最初のトピックとして、東京都のリスナーから届いたメッセージを紹介した。内容は、年賀状のお年玉くじで切手シートが当選し、その当選した年賀状が「CLUB 55(成田昭次のファンクラブ)」からのものであったという報告だった。リスナーは「今年は幸せな1年になりそうです。この勢いでナリトマ(NARITA THOMAS SIMPSON)のビルボードツアー当たりますように」と綴っていた。

これに対し成田は「すごいですねこれ!」と驚きの声を上げ、自身はお年玉くじに当たった記憶がないと振り返った。また、3月から開催されるNARITA THOMAS SIMPSONのビルボードライブツアーについても触れ、「この勢いでぜひ当たりますから、大丈夫です。ご安心ください」とリスナーを勇気づけた。

ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『花火と君』

自叙伝『人生はとんとん』と40代からの再出発

番組の中盤では、成田昭次の自叙伝『人生はとんとん』が大きなテーマとなった。成田はこの本について、「引っ込み思案だった幼少期から男闘呼組のデビュー、そして紆余曲折あってRockon Social Clubを結成して今に至るまで、僕の半生を赤裸々に語った一冊」と説明した。執筆作業については、自身の古い記憶を辿る作業であり、辛いことや悲しいこともあったとしつつも、「楽しい作業でした」と振り返った。

ここで、神奈川県のリスナーから寄せられた感想が紹介された。48歳にして20年勤めた会社を退職し、新たな職場で一からやり直しているというこのリスナーは、成田の本を読んで勇気をもらったと報告した。

このメッセージを受け、成田は自身の経験を詳らかにした。成田自身も41〜42歳頃に地元である名古屋に戻り、職探しをした経験があるという。その際、年齢的な壁もあり職がなかなか見つからなかったが、兄と共通の友人が大工の仕事をしていた縁で、「仕事が見つかるまで僕のところに来て、大工の仕事をやりながら探したらいいんじゃないか」と声をかけてもらったエピソードを披露した。

成田は「転職というのは本当にすごく勇気がいるし、覚悟がいる」と述べ、ゼロから、あるいはマイナスからのスタートだった当時の心境を吐露した。それでも「諦めずにいろんな職を経験させてもらっていく中で、ようやく何年後かの自分が見えてきた」と語り、現在挑戦中のリスナーに対し「自分を信じてこの先も突き進んでいただけたら」とエールを送った。

潜在意識にある夢と書店のオーナー

続いて紹介されたのは、埼玉県のリスナーからのメッセージである。小さな夢を持ちながらも勇気が出ずにいたが、成田の自叙伝をきっかけに退職の意向を伝え、3月の出店に向けて準備を進めているという内容だった。このリスナーの夢は「共同運営型の書店、シェア本棚のオーナーになること」であり、成功した暁には『人生はとんとん』を置きたいと綴っていた。

成田は「オーナー! 憧れですよね」と感嘆し、10代や20代の頃に抱いた夢や希望について言及した。社会人として一度キャリアを全うした後に新しいことにチャレンジすることの難しさを語りつつ、そうした決断ができるのは「自分の中、潜在意識の中に、子供の頃から(その夢が)あったのかもしれない」と分析した。

成田は、人生の大きな決断をする際には周囲への相談も大切だとしつつ、「人生って一度きりですからね。それを決めるのは自分ですから」と述べ、決めたことに対して諦めずに突き進むことの重要性を説いた。そして、「シェア本棚の中に『人生はとんとん』を並べていただけたら嬉しいです」と応援の言葉を贈った。

BGM:Rockon Social Club「天照ラス」

A.B.C-Z戸塚祥太との交流とギター共演への熱望

この日の放送で特に注目を集めたのは、A.B.C-Zの戸塚祥太に関する話題であった。神奈川県のリスナーから、X(旧Twitter)上で戸塚が成田の自叙伝を読んで感動したとポストしていたこと、それに対し成田が返信を送っていたことについてのメッセージが届いた。リスナーは「先輩後輩のやりとりに胸熱でした」とし、戸塚がテレキャスター1をメインに弾く「ギター男子」でもあることから、いつか成田とのギター共演が見たいと要望した。

成田はこのメッセージに対し、「共演したいです! 戸塚祥太くん!」と即答し、強い意欲を示した。成田によると、戸塚は男闘呼組の再始動の時からライブに足を運んでくれており、Rockon Social Clubのライブも観覧しているという。「僕ら男闘呼組の世代と、僕らがいた時とは被らないんですけど、こうやってまた世代を超えて知ってくださって」と、後輩からの支持に喜びを露わにした。

また、成田は戸塚のXでのポストについて「すごくセンスがいいなと思って。言い回しというか伝え方が素晴らしい」と称賛した。そして、「いつかテレキャス弾いてるんでしたら、共演したいですね。ぜひ。機会があれば戸塚祥太くん、ぜひお願いします」と公共の電波を通じてラブコールを送った。

さらに成田は、戸塚も『ジョーダンバットが鳴っている』という著書を出していることに触れ、「タイトルもおしゃれですよね。『人生はとんとん』と違いますよね」と自虐的なユーモアを交えつつ、「入所した時からのエピソードも入っているそうなので、ぜひ皆さんも読んでみてください」と後輩の著書を推薦した。

ONAIR:Rockon Social Club『パズル』

お渡し会での対面と同級生との再会

番組後半では、名古屋、大阪、東京で行われた自叙伝のお渡し会についての感想が紹介された。成田は、ファンと対面して直接やり取りをする「お渡し会」という形式について、男闘呼組として活動していた当時は経験がなかったと振り返った。メンバーとも「当時、俺たちこういうことってしたことなかったな」と話していたという。

今回のお渡し会について成田は、ファンの声を直接聞けることを楽しみにしていたと語った。特に地元である名古屋での開催は感慨深いものであり、幼稚園、小学校、中学校時代の同級生が列に並んでいたというエピソードを明かした。「なんとなく聞いてたんですけど、いざ直面すると不思議な感じでした」と笑いながら振り返り、地元での温かい交流を喜んだ。

成田はこうした活動を通じて、「嘘偽りなく本を出したということは、これからの自分に正直に、全うな人生を生きなきゃいけないなと改めて感じるお渡し会でした」と真摯な心境を語った。

男性の美容師ファンと映画『ロックよ、静かに流れよ』

大阪府のリスナーからは、23年間世話になっている同い年の男性美容師に『人生はとんとん』をプレゼントしたという報告があった。その美容師はかつて映画『ロックよ、静かに流れよ』を映画館で鑑賞しており、ドラマ『オトコだろッ!』の撮影現場(八ヶ岳付近)の近くに住んでいたため、現場を見に行ったこともあるという。

成田はこの偶然の縁に「すごいですね、縁を感じますよね」と感激し、同世代の男性にも自身の本が届いていることへの喜びを表した。「できるだけ多くの方に見ていただけるきっかけがあると嬉しい」と述べ、性別を問わず自身の経験が共有されることを願った。

星野書店の閉店と「本」になった自分の人生

愛知県のリスナーからは、名古屋の「星野書店」で行われたお渡し会に参加した感想が寄せられた。星野書店は2月に閉店が決まっており、リスナーはその場所での思い出は消えないと感動を綴っていた。

成田も名古屋在住時代から星野書店を知っており、閉店を惜しむとともに、最後の機会にお渡し会の場を設けてもらったことに感謝を述べた。そして、名古屋から始まった自身の人生が、こうして一冊の本という形になり、それを自らの手でファンに渡すことができたことについて、「ようやく客観的に、自分の一つの本として初めて見ることができた」と語った。

BGM:Rockon Social Club「ただいま」

エンディング

番組の最後、成田は久しぶりの一人喋りを振り返り、「新鮮でしたね。なんか調べようと思っても相手がいないってのもちょっと寂しいもんですけどね」と感想を漏らした。そして、次週の放送にはRockon Social Clubのメンバーでありドラマーの青山英樹がゲストとして登場することを予告。「ヒデキです! ヒデキ感激!」と往年のフレーズを引用し、来週への期待を煽った。

成田は「ここで過ごしてきたひとときが、あなたの新しい一週間に、少しの潤滑油になりますように」という定番のメッセージで番組を締めくくった。

ONAIR:Rockon Social Club「遥か未来の君へ」

  1. テレキャスター:エレキギターの一種。フェンダー社が開発したソリッドボディのエレキギターで、歯切れの良い鋭いサウンド(トゥワングサウンド)が特徴。ロック、カントリー、ポップスなど幅広いジャンルで使用される。 ↩︎

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