成田昭次、ライブでの歌詞間違いを暴露されるも「神業ですよね」寺岡呼人の“神対応”に感嘆

6月28日に放送されたニッポン放送「成田昭次の Rockon The Knight」では、パーソナリティの成田昭次が、ゲストに迎えた寺岡呼人と共に、音楽活動の裏側を語り尽くした。NARITA THOMAS SIMPSONのベストアルバム発売や、ビルボード史上最多公演となるツアーへの意気込みを語る中、ライブでのハプニングやRockon Social Clubのレコーディング秘話など、必聴のエピソードが次々と飛び出した。

出典:ニッポン放送「KURE オキーフ Presents 成田昭次のRockon The Knight」@RockonTheKnight

ベストアルバム発売&ビルボード史上最多公演ツアーへ「気を引き締めてまいります」

番組冒頭、成田は自身がメンバーであるユニット・NARITA THOMAS SIMPSONのベストアルバム『THE VERY BEST OF FANTASY』が発売されたことを報告。「いよいよですね、発売になりました」と感慨深げに語り、リスナーに感謝を伝えた。このベスト盤には、新曲2曲に加え、ライブ映像3作品と52ページに及ぶフォトブックも収録されているという豪華な内容だ。

さらに、6月30日からスタートするビルボードツアーが、10日間で20公演というビルボード史上最多の公演数になることが明かされると、寺岡から「よくOKしましたね」と驚きの声が。成田はこれに対し、「気を引き締めてまいります」と力強く意気込みを語った。ツアーファイナルとなる8月1日の横浜BUNTAI公演は、自身の57歳の誕生日でもあると明かし、特別なライブになることを示唆した。

ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『Long rainy day』

ライブでの歌詞間違いハプニングと寺岡呼人の「神対応」

番組にはリスナーから「ライブで歌詞を間違えた時、隣で歌う寺岡さんはどう思っていますか?」という質問が寄せられた。成田のライブでの歌詞間違いはファンの間ではおなじみだという。

この質問に対し、寺岡は「僕たち、いわゆるプロンプターって見てないんですよ」と、歌詞を見ずにライブに臨んでいる舞台裏を明かした上で、「(成田が)間違えた時になるべく合わせようとしてます」と驚きの対応を告白。

この“神対応”に、成田は「僕が間違えた瞬間に、もう呼人さんがね、合わせてるんですよ。いつも。それ、神業ですよね」と感嘆し、二人のライブでの絶妙なコンビネーションと信頼関係をうかがわせた。

Rockon Social Clubのレコーディング秘話「役者メンバーは脚本を読んできた俳優のよう」

話題は、成田が所属するもう一つのバンド・Rockon Social Clubの楽曲制作にも及んだ。成田は、NARITA THOMAS SIMPSONでは「自分が1人で歌うイメージ」、Rockon Social Clubでは「みんなが歌うイメージ」で曲作りをしていると、ユニットごとのアプローチの違いを語った。

寺岡は、Rockon Social Clubのレコーディングでのメンバー、特に役者としても活躍する高橋和也岡本健一について、「脚本を読んできた俳優みたいな感じできたんですよ」と独特の表現で振り返る。彼らは与えられた歌詞の世界観を深く解釈し、その役になりきるように歌うスタイルだといい、成田もこの話に深く頷いた。バンドマンである成田や寺岡にとって、そのアプローチは非常に新鮮で、Rockon Social Clubならではの化学反応を生み出す要因になっているようだ。

ONAIR:寺岡呼人『張り子の虎』

半年間のライブ活動休止期間を経て、NARITA THOMAS SIMPSONとRockon Social Clubの両方で精力的に活動を再開する成田。「やっとこう動けるなっていうのを実感できる」と語るその声には、ファンとの再会を心待ちにする熱い思いが込められていた。番組の最後には、下半期に向けてのライブへの意気込みを改めて語り、来週寺岡呼人を、再来週には青山英樹をゲストに迎えることを告知し、番組を締めくくった。

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