男闘呼組の4人の松本合宿 映画『ロックよ、静かに流れよ』の撮影の日々(MYOJO 1987年12月号)

MYOJO 1987年12月号は、34〜37ページの「ノリは林間学校なのである!」で、映画『ロックよ、静かに流れよ』の撮影のため、長野県の松本で合宿する男闘呼組の4人の生活を紹介しています。

約1か月の松本合宿

4人は9月24日に松本に入り、約1か月の映画合宿を始めました。週に1回、テレビとラジオの仕事で東京に戻るほかは、松本で暮らしています。宿の部屋は、前田耕陽と高橋一也が小さな和室の「あやめの間」、成田昭次と岡本健一が広い洋室の「橘の間」です。高橋によると、洋室になったのは岡本がベッドでないと眠れないからだそうです。差し入れが集まる「あやめの間」は散らかっていて、高橋は午後の撮影の前にお茶づけを作り、前田は午前中の休みに洗濯をしていました。夜は部屋に楽器を持ち込み、バスドラムに座布団を詰めて、音を殺したバンドの練習を続けています。映画の中では、新曲を4曲演奏することになっています。

4人の役

高橋が演じるのは、学校一のつっぱりのトンダ。「よくある外見だけのつっぱり役にはしたくない。自分自身の内面に向かってつっぱる姿を出せたらいいな」と考え、長崎俊一監督と相談しながら演じています。前田は、ケンカは弱いけれど3人に必死についていこうとするトモの役で、4人のバンド「ミッドナイト・エンジェル」ではドラムを担当します。約1年ぶりのドラムのため、宿にドラムセットを持ち込んで練習しています。

成田は、リーゼントに剃り込みを入れたミネさの役。バンドの結成を夢見ながら、それが実現する直前にオートバイの事故にあう役で、リーゼントにするのはこれが初めてだそうです。「ナマの自分に近い役設定だからね。台詞もオレの言いたいように、どんどん変えてもらってるんだ」と話しています。物語は、岡本が演じる俊介が東京から松本へ引っ越してくるところから始まります。岡本は、宿に帰ると監督とミーティングをし、ラストシーンには自分のアイデアが取り入れられていると話しています。

撮影の合間

映画は出番が重なると忙しく、待ちの時はひたすら暇で、このペースをつかむまで4人とも苦労したようです。体育館での撮影の空き時間には、岡本と成田が「ウエストサイド」をまねて遊び、マイケル・ジャクソンのコンサートの話をしていました。ロケ先の学校の屋上ではアルプスの山々の夕焼けを眺め、前田はロケの合間に田んぼの道を散歩しています。岡本は、松本の人たちはいい人ばかりで、映画の登場人物は実在の人たちで松本では英雄的な存在なので、街を歩くといろいろな人に「がんばれよ!」と声をかけられてうれしいと話しています。成田は、暇な時は映画かビリヤードに出かけ、宿の近くのプールバーではもう顔なじみだそうです。撮影の現場は和やかながら真剣勝負の空気で、4人とも「早く完成させて、見てみたいよ」と話しています。

出典・元記事

  • MYOJO 1987年12月号 34〜37ページ「ノリは林間学校なのである! 男闘呼組 映画『ロックよ、静かに流れよ』長期松本合宿」:9月24日からの松本での合宿、宿の部屋、4人の役と話、撮影の合間の様子。

写真や記事の詳しい内容は、MYOJO 1987年12月号の誌面をご覧ください。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!