文春オンラインが、男闘呼組のデビュー期の人気と俳優としての評価、活動休止後の歩み、2023年の最後のツアーを振り返っています。匿名のスポーツ紙芸能デスクや映画関係者の説明を交えた回顧記事です。
記事は、1985年に前田耕陽さんを除く3人のジュニアから始まった「東京」が、ほかのメンバーの加入と脱退を経て、男闘呼組の4人に落ち着いた経緯を紹介します。匿名の芸能デスクによれば、中村繁之さんが少年漫画『男組』の名を提案し、ジャニー喜多川さんが当て字を考えたそうです。「ジャニーズのおちこぼれたち」という紹介とは対照的に、硬派な姿勢と楽器でファンを増やし、うちわ、ペンライト、手拍子を禁じるほどロックにこだわったとしています。

一番近い後輩たち
最高のステージだったよ👍
#男闘呼組
1988年1月には光GENJI、少年忍者と「少年御三家」として日本武道館を満員にし、翌月に4人の主演映画『ロックよ、静かに流れよ』が公開されました。東京から松本へ移った、岡本健一さん演じる高校生と地元の少年たちの友情を描く青春群像劇で、男闘呼組の曲が主題歌と挿入歌になり、武道館の記録映画が同時上映されました。映画は多くの賞を受け、公開記念の光GENJIとの合同イベントでは、当日券2500枚に2万人以上が集まり、徹夜した少女や補導された中学生の話が社会ニュースになったと説明しています。
匿名の映画関係者は、高橋和也さんの演技力を特に評価し、父の店に俳優や音楽家が集まり、中学生からセックス・ピストルズを聴く環境が感性を育てたのではないかと見ています。岡本さんは、無骨さの中に青年の繊細さを表すのがうまかったと評価しました。木村拓哉さんは映画を10回以上観て、岡本さんの役が読む『ホットロード』から紡木たくさんの漫画を集め、髪形や服も真似したと、同関係者が紹介しています。
同年8月に『DAYBREAK』でレコードデビューし、『秋』『TIME ZONE』も週間チャート1位を獲得。CMやドラマのタイアップ、最優秀新人賞と紅白初出場、1989年夏の東京ドーム公演へと進みました。ところが、デスクの説明では1993年6月30日、4人の舞台『スラブ・ボーイズ』の千秋楽後に高橋さんの解雇が発表され、完売した夏のツアーは中止、翌年にはファンクラブも解散しました。後の疑惑報道は本人が否定したとし、渡米して修行したと紹介します。

活動休止後は、高橋さんが俳優、前田さんが音楽・俳優・タレントの活動を続け、岡本さんは2021年からエージェント契約になりました。前田さんは2006年、『なるトモ!』での共演をきっかけに海原ともこさんと再婚し、大阪で暮らすようになったとしています。
成田昭次さんは音楽を続けた後、2009年の逮捕と執行猶予判決を経て名古屋へ戻りました。高橋さんが連絡先を知り、少しずつ4人の交流が戻ります。2019年5月の映画上映会で岡本さんが成田さんのメッセージを伝え、同年のジャニーさんのお別れ会では、成田さんとの写真を正木慎也さんが投稿して反響を呼びました。デスクは、名古屋で27年ぶりに音を出した夏に2023年の再始動を決め、決意のため4人でジャニーさんの墓参りへ行ったと説明しています。

2022年夏のTBS『音楽の日』が大きな反響を呼び、10月のライブの申込数は15万を超えました。2023年は、中止となった1993年の13都市16公演の会場を中心に回り、今度はきちんと解散するためのツアーだと紹介。4月末の大阪から21都市52公演、8月の日本武道館4日間が予定され、50代の4人の集大成への期待で結んでいます。

