岡本健一、謎に包まれたプライベートは「もう、ずっとロックではない生活」健康的な私生活は“肉と野菜をちゃんと食べる”(双葉社 THE CHANGE)

双葉社THE CHANGEの岡本健一さんへのインタビュー第4回は、演劇を通じて伝えたいことと、舞台に立ち続けるための日常を紹介しています。

男闘呼組の活動休止後、舞台俳優として歩んだ岡本健一は、シェイクスピアの古典にも数多く出演した。古典が難解だと敬遠されることについて、中学3年で芸能界に入り、定時制高校を中退した自分が分かる、面白いと感じる作品なのだから、難解なわけはないと話す。記事は『ヘンリー六世』(2009年)、『リチャード二世』(2020年)への出演と、『ロミオとジュリエット』(2024年)の上演台本・音楽・演出を紹介している。

舞台づくりの出発点は、まず子どもに分かることだという。さらに、日本語を理解しない人や、目が見えない人、耳が聞こえない人にも伝わる作品にするにはどうすればよいかを考える。観客に理解してほしいのは、つらさ、死の苦しみ、人を殺すことの意味、愛の大切さであり、演劇を通じて少しでもその理解に近づいてほしいと願っている。

岡本は、稽古の時間が決まり、公演中にはさらに明確な時間割がある舞台の仕事を健康的だと捉えている。終わる時刻が分からない映像の仕事の方が不健康で、そうした働き方には耐えられないと笑う。

舞台に立ち続けるためには、体の手入れが大変になる前から動かし続けることを心掛ける。「止まったら、終わるから」と語り、食事では肉と野菜をきちんと食べる。自分も少しはサプリメントを飲むが、錠剤を飲むならトマトをかじればよいと冗談を交える。不規則な生活を送るロックスターのイメージに対して、自分は長くロックではない生活をしていると答える。筆者は、その姿をロックの魂を持つ舞台俳優として捉えている。

岡本健一インタビュー・舞台俳優の歩みと生き方(全4回)

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