「Reseed〜成田商事倒産の危機〜」は、成田商事(のちの NARITA THOMAS SIMPSON)の『BREAK UP SHOW 2023』の公演で、ライブと並行して上映されたドラマ仕立ての映像(全6話)。脚本は前田耕陽で、Rockon Social Clubの6人全員が出演した。のちに RSC APP で公開された。

基本情報
上映:『BREAK UP SHOW 2023』の成田商事の公演。ライブと並行して
話数:全6話
脚本:前田耕陽
出演:成田昭次、寺岡呼人、青山英樹、高橋和也、岡本健一、前田耕陽
公開:RSC APP
男闘呼組の4人の出演
男闘呼組の4人(成田昭次・岡本健一・高橋和也・前田耕陽)がそろって演技するのは、1988年のドラマ『オトコだろッ!』以来、35年ぶりだった。
制作
前田耕陽は、男闘呼組のツアー中、移動する新幹線の中でも脚本を書いた。成田商事という会社が倒産の危機をどう乗り越えるかを描き、続きにつながる結びとした。成田昭次は上映に客席がどう反応するかを気にしていたが、舞台袖まで笑い声が届いたと振り返っている。1前田は、1本15分ほどの全6本の映像に収まるよう、長さを調整しながら台本を書いたと話している。上映の前には、撮った映像を最速で上映すると話し、映像をライブの中にどう入れ込むか、音楽とどう融合させるかは、自分たちも初めての経験で、「どうなるのかなっていうのドキドキです」と話していた。2



撮影は、河口湖ステラシアターでの3日間の公演の翌日かそのころで、15時間ほどかかった。せりふを覚える時間はなく、撮影の直前に頭にたたき込んだ。青山英樹、寺岡呼人、Devin Kinoshita は、これが初めての演技だった。岡本健一は、久しぶりの映像の現場で、待ち時間の多さと、高橋和也の役への入り方に驚き、成田は「ライブより大変だった」と話している。3
成田は、撮影は男闘呼組のツアーの最中で、1日で撮りきったと話している。台本は直前にでき、シーンを撮る直前にせりふを覚えたので、NG はそれほどなかったかもしれないという。初めての演技にしては、寺岡呼人、青山英樹、Devin Kinoshita がいい演技を見せてくれているとも話した。4
青山は、演技は自分の管轄の外で、せりふを忘れ、動きも分からず、いろいろなことを試された気がすると笑って振り返っている。5
前田は、脚本を書いてと言われた時は悩んだが、書き始めたら面白くてしょうがなかったという。全員のことを自分がいちばんよく知っていると、言わせたいこと、させたいことを自由に書き、本人が言いたくないだろうと思うことも、せりふにあるのだから仕方ないと書いた。高橋和也は、前田が脚本を書くのは知っていたが、メンバー全員が出るドラマを前田が書くのは画期的な企画だったと話している。話は、成田商事がグッズを作りすぎて負債を抱え、倒産の危機になるもので、メンバーが次々にいろいろな役で出てくる。高橋の「怪しいおっちゃん」や、岡本健一のデザイナーの役があり、前田は、つながった作品を見ていちばん輝いていたのは Devin Kinoshita だと話した。Devin はせりふも流暢で、高橋も、俳優の才能があると話している。上映は、9月19日に始まった成田商事の Zepp の公演から始まった。6
高橋和也の衣装は、パープルのスーツに赤の柄のシャツだった。7
題の後ろの「成田商事 倒産の危機」は、前田耕陽がとりあえずつけた仮の題で、そのまま使われるとは思っていなかった。成田商事を解散するという話を聞き、どう発表するかという話からドラマにすることになり、宇宙に行きたいと言われて、隕石などを出した。話は、みんなで地球を救い、これからは宇宙ステーションに行って活動しようという所で終わる。撮影は、朝7時に入り、夜11時前までかかり、初めての撮影の現場だった青山英樹と寺岡呼人は、へとへとになったという。成田昭次は、せりふを演じる直前に覚えた撮影を「ある意味ライブ」だったと振り返っている。前田は、続編のプロットを書いて送っている(2023年11月)。82024年5月には、4人の芝居を見たいという便りに、前田が「4人でやったじゃんね?」と本作を挙げ、成田は面白かったと振り返った。前田は、続編を書いてほしいと言われたこともあるが、その後の展開をどう持っていけばいいのかと話している。9












- 2023年10月5日放送の『成田昭次のRockon The Knight』。 ↩︎
- 2023年9月16日放送の『ROCKON TIMES』 — 上映の前の成田昭次の話(最速の上映、映像と音楽の融合、ドキドキ)。 ↩︎
- 2023年9月9日放送の『ROCKON TIMES』 — 撮影の時期と長さ、せりふ、初めての演技の3人、岡本健一と成田昭次の話。 ↩︎
- 2023年10月26日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — 1日で撮りきった撮影、直前の台本、NG、初めての演技の3人、アプリの有料会員の限定の全話の配信。 ↩︎
- Rockon Social Clubのインタビュー(スポーツ報知、2026年11月1日) — 青山英樹の、せりふと動きに苦労した撮影の回想。 ↩︎
- 2023年9月23日放送の『ROCKON TIMES』 — 前田耕陽の脚本の書き方、高橋和也の「画期的な企画」、話の筋と役、Devin Kinoshita、9月19日からの上映。 ↩︎
- 2023年11月23日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — 成田昭次の、高橋和也の衣装の話。 ↩︎
- 2023年11月30日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — ゲストの前田耕陽と成田昭次の、題と話の筋、撮影、続編の話。 ↩︎
- 2024年5月18日放送の『成田昭次のRockon The Knight』 — ゲストの前田耕陽と成田昭次の、4人の芝居の便りと、続編の展開の話。 ↩︎
