成田昭次、敬愛する Neil Young を熱弁「アコギもエレキも両方行けるのがかっこよかった」

6月7日に放送されたニッポン放送『成田昭次の Rockon The Knight』では、パーソナリティの成田昭次が、自身の青春時代を彩ったゲームの思い出から、今は亡き父との心温まるエピソードまで、パーソナルな一面を惜しみなく語った。

成田昭次、Nintendo Switch 2発売に興奮!自身のゲーム黎明期を振り返る

番組冒頭、成田は「Nintendo Switch 2」の発売決定のニュースに触れ、「すごい大人気ですよね、これ」と興奮気味に語り出した。この話題から、自身のゲーム体験の原点へとトークは展開。成田が最初に夢中になったのは、任天堂の「ゲームウォッチ」だったという。
一番最初はカードゲームみたいな、カードぐらいの大きさのゲームウォッチ」と当時を回想し、「オクトパス」や「ドンキーコング」、「パラシュート」といった具体的なタイトルを挙げ、懐かしんだ。

中学3年生の衝撃!ファミコン登場と昭和の懐かしい思い出

さらに、初代ファミリーコンピュータが発売されたのが1983年、自身が中学3年生の時だったことに「意外ですね」と驚きを見せた成田。そこから話は広がり、当時のカルチャーを次々と思い返す。新紙幣の発行について「1万円札が福沢諭吉さんで、5000円札が新渡戸稲造さん、そして1000円札が夏目漱石さんでしたよね」と振り返り、「新札の日に銀行とか郵便局行ってお金買いに行った記憶がある」と微笑ましいエピソードを披露。

また、一大ブームとなった「エリマキトカゲ」や、湖池屋の「カラムーチョ」と「すっぱムーチョ」の思い出にも触れ、昭和の懐かしい空気をリスナーと共有した。

ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『冒険者たちのうた』

「桃鉄に徹夜で熱中!」成田昭次が明かす意外なゲーマーとしての一面

リスナーから「Nintendo Switchの抽選に当選しました!」という喜びのメッセージが届くと、「おめでとうございます!」と祝福。自身もゲーム好きであることを明かし、特にハマったゲームとして『桃太郎電鉄』を挙げた。

キングボンビーっていうキャラクターがね、いて…」と熱弁し、「もうみんなすごいヒートアップして、徹夜でやってましたね」と、意外なゲーマーとしての一面をのぞかせた。また、任天堂以前に父親が買ってきたテニスゲームが家庭用ゲームとの最初の出会いだったと語り、『グラディウス』や『パックマン』といった名作を懐かしそうに振り返った。

「入れ物がそっくり」父の日に寄せて語った、多趣味な父との思い出

父の日を前に、「お父様はどんな方でしたか?」というリスナーからの質問に、成田は少し照れながらも今は亡き父親との思い出を語り始めた。

趣味がめちゃくちゃ多かったですね」と語る父は、カメラやボーリングを嗜み、特にハーモニカは「めちゃくちゃうまかった」という。母親からは「見た目も器も、この入れ物が親父に似てる」と言われるそうで、「若い時の(父の)写真を友達とかに見せると『もう昭次じゃん』って」と、父との深い繋がりを感じさせるエピソードを明かした。

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ギタリスト列伝で Neil Young(ニール・ヤング)を熱弁「かっこいいっすよね」

番組の人気コーナー「ギタリスト列伝」では、自身が影響を受けたギタリストとして Neil Young(ニール・ヤング)を特集。その唯一無二の魅力と、自身が受けた衝撃について熱く語った。

今日は Neil Young です」と切り出した成田は、「かっこいいっすよね」と、その第一印象をストレートに表現。「なんだろう、あの本当に壮大で、大自然な…そういうイメージですかね」と、Neil Young が持つ独特の世界観への憧れを語った。

カナダ出身のシンガーソングライターであり、ギタリストでもある彼の経歴を紹介し、1960年代後半から活動していることに触れると、「ビートルズと同じぐらいなんですね、世代的にはね」と、そのキャリアの長さに改めて感銘を受けた様子を見せた。

グランジ世代への影響と色褪せない魅力「他の人に被る人いない」

Neil Young が後のグランジ世代、特に Nirvana(ニルヴァーナ)の Kurt Cobain(カート・コバーン)に大きな影響を与えたことに言及し、「そうですよね」と深く頷いた成田。自身が Neil Young と出会ったアルバムとして『FREEDOM』を挙げ、「このアルバムがめちゃくちゃかっこいいんですよね」と絶賛。

今聞いても全然色あせないし、本当にこの、グランジがない時代に、このグランジの影響を与えるぐらいのその楽曲…」と、その革新性を分析。「他の人にやっぱ被る人いないですよね、Neil Young って」と、誰にも真似できない孤高の存在であることを強調した。

アコギもエレキも— ギタリストとしてのこだわりと意外な共通点

成田は、Neil Young の音楽性の深さにも言及。「音楽性も本当奥が深いし、だから、斬新だったし、アコギもエレキも両方行けるっていうところもやっぱかっこよかったし」と、ギタリストとしての多彩な側面に魅了されたと語った。

また、Neil Young が使用していた黒いレスポールにも触れ、「僕もレスポールが好きなんで」と共通点を喜ぶ場面も。さらに、NARITA THOMAS SIMPSON のメンバーである青山英樹の父親も Neil Young 好きだという意外な繋がりも明かした。

ONAIR:Neil Young『Rockin’ in the Free World』

最後に成田は、「影響を与え続けてるっていうのはなかなかやっぱできることじゃないし、ね、僕も大好きだし、こういうやっぱりアーティストにね、目指せるようにね、あの成田昭次も頑張っていきます」と、敬愛するアーティストへのリスペクトと、自身の音楽活動への決意を新たにしていた。

ゲームから家族、そして自身の音楽的ルーツまで、様々な引き出しを見せた成田昭次。次回の放送ではどんなトークが飛び出すのか、ますます目が離せない。

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