「まさか最長記録に挑戦するとは」成田昭次、濃密な音楽活動と英樹シンプソンのドラムと崎陽軒

※この記事は、番組の発言内容や関連情報をもとに、個人が整理・記録したものです。

7月12日放送のニッポン放送『成田昭次の Rockon The Knight』では、パーソナリティの成田昭次が、現在の音楽活動の状況や日常生活での出来事について語り、さらにゲストにNARITA THOMAS SIMPSONのドラム、青山英樹氏を迎えて、リスナーからの質問に答えるなど、多岐にわたるトークを展開した。

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梅雨明け猛暑、体調管理と驚きのコラボドーナツ

番組冒頭、成田昭次は7月に入ってからの猛暑に触れ、6月下旬から始まったかのような暑さに驚きを示した。梅雨が明けたかのように感じられる急な気温上昇に対し、リスナーへ体調管理や熱中症対策を徹底するよう呼びかけた。特に家の中でもエアコンを使用するなど、無理をしないよう促した。

そんな中、成田昭次が注目したのが、愛知の名物調味料「つけてみそかけてみそ」とクリスピー・クリーム・ドーナツ、春日井製菓の3社による異色のコラボドーナツの話題だった。7月16日から東海エリア限定で発売されるというこのドーナツは、「味噌カツ風クランチ」と「ミルクミントキシリクリスタルフー」の2種類のフレーバーがあると紹介された。「味噌カツ風クランチ」は、キャラメルでコーティングしたドーナツにアーモンドクランチとベーコン風味クランチを乗せ、仕上げに「つけてみそかけてみそ」をかけるという構造。成田昭次は「甘じょっぱい感じのドーナツ」を想像し、「ちょっと食べてみたい」と興味を示した。一方の「ミルクミントキシリクリスタルフー」は、ミルク味のキャンディにミントが入っているような味だと推測したが、こちらは「ちょっと想像するのはできない感じ」とも語った。しかし、「意外と食べたら美味しいかもしれない」「涼しくなりそう」と、その味への期待も口にした。

半年ぶりのゲスト、青山英樹とNARITA THOMAS SIMPSONツアー秘話

番組の中盤からは、NARITA THOMAS SIMPSONのドラムであり「英樹シンプソン」とも呼ばれる青山英樹氏がゲストとして登場した。成田昭次は、青山氏との共演は番組としては半年ぶりになると紹介した。

現在、NARITA THOMAS SIMPSONは「KURE Presents THE VERY BEST OF FANTASY NARITA THOMAS SIMPSON 夏越の大祓 2025」と題したツアーの真っ最中である。成田昭次は、ツアーが続く中での青山氏の体調を気遣ったが、青山氏は「体調は全然ばっちり」と応じた。成田昭次は、青山氏がいつ見ても健康そうで顔色が良いことを称賛し、その秘訣が「早寝早起き」にあると聞くと、「いつ見てもキラキラ輝いて眩しい」と表現した。

NARITA THOMAS SIMPSONとしての活動が始まってから、ビルボードライブでの初めての出会いがあり、まさか日本人のビルボードライブでの最長連続公演記録に挑戦するとは思っていなかった、と成田昭次は感慨深く振り返った。無事20公演を達成できたら、という前置きをしつつも、記録達成に向けて邁進している現状を語った。

リスナーからの質問、英樹シンプソンのドラムと崎陽軒

リスナーからのメールコーナーでは、様々な質問が寄せられた。「ビルボード横浜に参戦した」というリスナーからは、青山英樹氏のドラムプレイに釘付けになったという感想とともに、ドラムセットの前にある透明な丸い板の役割について質問が寄せられた。

青山英樹氏はこの板が「クリアソニック」と呼ばれるものであると説明。ボーカルマイクにドラムの大きな音がかぶってしまうのを防ぐための遮音板であり、距離の近い会場などでは特に効果があるのだと解説した。成田昭次は、マイクが意外と遠くの音も拾ってしまうため、その遮音板が重要であることに納得した様子だった。

また、多くの曲を覚えるための方法について尋ねられた青山氏は、何度も曲を聴き込み、譜面に起こし、本番のリハーサルなどで一気に叩き込むというスタイルであることを明かした。家ではほとんど練習しないという青山氏の言葉に、成田昭次は「それがすごい」とその才能に改めて驚嘆した。

さらに、リスナーから崎陽軒の好きなメニューについて質問があり、青山英樹氏が熱弁を振るった。青山氏にとって一番好きなのは「シュウマイ弁当」であると即答したが、チャーハン弁当も好きでいつも迷うこと、また幕の内弁当など他のメニューもあることに言及した。特に崎陽軒の弁当については、冷たいままでも美味しいのが魅力であり、自宅で温め直して食べたこともあるが「なんか違う」と感じたエピソードを披露。冷たいまま食べるのが最適であると力説した。ご飯が崩れないように工夫されていることや、変わらないおかず(シュウマイ、麺麻、マグロらしき魚の切り身、アンズ、梅干し)にも触れ、「あれがまたいいんですよね」「ずっと変わってない」と、崎陽軒への愛情を示した。

別のリスナーからは、成田昭次と青山英樹が「なぜかいつも間違えてしまう道」はあるかという質問が寄せられた。これに対し、成田昭次と青山英樹は揃って共感。特に都内の高速道路やナビゲーションシステムの分かりにくさについて語り合った。ナビの「次の信号」という案内に惑わされることがあるなど、最新のナビであっても完璧ではない現状に触れた。ナビに頼りすぎることへの懸念を示しつつ、成田昭次は「自分でもやっぱ紙の地図を広げた時代をちょっと思い起こさなきゃだめですね」と、自力で道を把握することの重要性にも言及した。

ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『合鍵』

VERY BEST発売!濃密な2年間と今後の活動

6月27日には、NARITA THOMAS SIMPSONのベスト盤「THE VERY BEST OF FANTASY NARITA THOMAS SIMPSON」がリリースされた。成田昭次は、この作品が音源CD2枚組、ライブ映像Blu-ray/DVD3枚組、さらにフォトブック(52ページ)を含む計5枚組の豪華な内容であることを紹介した。

2022年からNARITA THOMAS SIMPSONとして活動を開始し、実質2年でのリリースとなるこの作品について、成田昭次も青山英樹氏も「2年しか経ってないのにこの量ってすごい」「改めて思います」と、その活動ペースの速さと濃密さを改めて認識している様子だった。成田昭次は、NARITA THOMAS SIMPSONになる前の成田商事としての活動(入社式や外資による買収など)も含め、この数年間が非常に凝縮された時間であったと振り返った。

ライブ映像ディスクには、初めてのライブであるLINE CUBE SHIBUYA公演、2024年のツアー公演、そしてクリスマスファンタジー公演の3つが収録されている。成田昭次は、初めてのライブであるLINE CUBE SHIBUYA公演に特に思い入れがあると語り、青山氏も鮮明に覚えていることや、演出で「お札が降ってきた」エピソードに触れた。横浜 BUNTAI でのファイナル公演では、アンコールに堺正章氏が登場し、ものすごく豪華なライブになったと振り返った。

また、付属のフォトブックについても、「本当に素敵な写真」が詰まっていると紹介し、まだ手にしていないファンにぜひ見てほしいと推奨した。

リスナーも熱狂!「ボストンバッグ」のドラムプレイ

リスナーからのメールの中には、NARITA THOMAS SIMPSONの楽曲「ボストンバッグ」における青山英樹氏のドラムプレイに触れる声が多く寄せられた。「好きだ」という感想が多いことについて、成田昭次が青山氏に尋ねた。

青山英樹氏も成田昭次も、リスナーが言及しているのはサビの間のドラムロールのことではないかと推測した。青山氏はそれが「ドラムロール」という演奏方法であることを説明した。成田昭次は、青山氏のドラムを見てドラムを始めたという学生が多くいるという話に触れ、「それぐらいねやっぱり影響力がありますよね」と、ドラマーとしての青山氏の存在の大きさを改めて称賛した。

ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『ボストンバッグ』

ツアー終盤、そしてRockon Social Clubへ

番組も終盤に差し掛かり、成田昭次は現在進行中のNARITA THOMAS SIMPSONのツアーがファイナルに向けて進んでいることに触れた。ツアーファイナルは8月1日の横浜 BUNTAI であることを告知し、残すところあと半月ほどとなった。成田昭次、青山英樹氏ともに、ファイナルまで体調に気をつけながら完走したいという意気込みを語った。

そして、成田昭次は9月から始まる新たな活動についても告知を行った。自身のもう一つのバンド、Rockon Social Clubのツアー「FOREVER CALLING -Still Rockin’-」が始まることを発表した。NARITA THOMAS SIMPSONのツアー終了から間髪入れずに始まるこのツアーは、9月5日の東京ガーデンシアターからスタートし、福岡、大阪、東京、宮城、愛知を回り、12月24日、25日のクリスマスに横浜文体でファイナルを迎える全18公演となる。

特に、東京ガーデンシアター横浜 BUNTAI 以外の会場は「ライブハウス」でのスタンディング形式になることを強調し、「すごいっすね」「スタンディングですよ」と語った。スタンディングライブに向けて、リスナーにも日頃からのトレーニング、特に足腰を鍛えることを推奨し、「怪我をしないように」と安全面に配慮した呼びかけを行った。体力作りをしっかりして、スタンディングライブを楽しんでほしいと伝えた。Rockon Social Clubの詳しい情報については、ホームページで確認するよう促した。

最後に、成田昭次はリスナーへ感謝を伝え、また来週の放送で会えることを楽しみにしていると語り、今回のゲストである青山英樹氏とともに番組を締めくくった。来週も青山英樹氏がゲストとして登場することも合わせて告知された。

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