「THE CHANGE」にて、高橋和也の記事(全5回)が掲載されました。【第3回/全5回】
高橋和也が語る二つ目の”THE CHANGE”は、2020年8月に名古屋で4人が再集結した「男闘呼組の復活」です。1993年の舞台『スラブ・ボーイズ』千秋楽以来、4人全員で集まることはありませんでしたが、メンバーが心の中で「成田昭次にまた会いたい」という気持ちを持ち続けていたことが、奇跡につながったと語ります。 2022年7月の『音楽の日2022』への出演、同年10月の東京ガーデンシアターでの復活ライブは「信じられないような気持ち」「夢を見ているよう」だったと振り返りました。50代になり、現実的な思考が身についた中で「不可能だと思っていたことが可能になる」瞬間を体験したことは、自身の固定観念を壊すほどの衝撃的なターニングポイントだったと明かします。 満員のアリーナを前に「絶対にがっかりさせたくない」というプロとしての意地で「必死でした」と語る一方、30年経っても変わらないグループの強さも実感したと述べ、その根底には「4人の真の友情、フレンドシップ」があると強調しました。
詳しくは、THE CHANGEの記事をご覧ください。

今回の連載は、Rockon Social Clubのメンバーにリレー形式でインタビューを行う企画の第1弾として、高橋和也が登場します。
高橋和也にとっての人生最大の転機“THE CHANGE”は二つあると語ります。一つは1993年の「男闘呼組の活動休止」。15歳から9年間活動したすべてを失ったと感じた絶望と不安、同時に湧き上がった「自分の力で頑張っていこう」という強い気持ち、そして演出家ロバート・アラン・アッカーマンとの出会いから渡米し、リチャード・ギアら世界的スターとの交流を通じて希望を得た経験を振り返ります。
当時の男闘呼組が「異端者扱い」されていたと感じていたことや、メンバーの自立心が強かったこと、それゆえに再始動は「不可能だ」と30年近くフタをしていた心境も明かしています。
そして二つ目の転機が、2020年の「男闘呼組の復活」。約30年ぶりに4人で音を奏でた奇跡の体験は、自身の固定観念を壊すほどの衝撃だったと語ります。その根底にあるのは「4人の真の友情」だと強調します。
現在はRockon Social Club(ロックオン)のメンバーとして、岡本健一、前田耕陽、成田昭次、寺岡呼人、青山英樹といったメンバーへの思いや、コラボアルバム『THE SHOW MAN』で共演した堺正章らレジェンドたちへの敬意も語られています。最終回では、自身の子育て論や、活動休止後に傷ついた経験、そして“表現者”としての今後の展望についても深く語られました。



