「一緒に楽曲を作れるなんて」Rockon Social Club高橋和也が語る子どもの頃のヒーローやMISIAらとコラボした『THE SHOW MAN』、「最も影響や刺激を受けた表現者」とメンバー6人への思い(THE CHANGE 連載)【第4回/全30回】

双葉社THE CHANGEのリレー連載第4回は、高橋和也さんがRockon Social Clubの仲間への信頼と、コラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』への思いを語るインタビューです。

高橋和也は、6人が集まるRockon Social Clubの活動を、年に一度のご褒美のような時間と捉えている。それ以外の時期も各自が活動を続けるから、集まった時に力と集中力が生まれる。華やかなバンドを母体として持つことで、個人では芸術性を追う実験や制作に集中できるという。最も影響と刺激を受けた表現者は、身近なメンバーだったと語る。

ライブでは、岡本健一が演出家の視点で全体に的確な指摘をし、前田耕陽はMCや短い物語に脚本家の才能を発揮する。成田昭次は出会った時から特別な声の相性を持つ歌のパートナーで、若いころの衝突を経て理解が深まり、関係を続けたいと願っている。寺岡呼人には、個性の異なる仲間をまとめるプロデューサーとして全幅の信頼を寄せる。青山英樹と組むリズム隊は最強だと感じ、自分はさまざまな顔を見せるパフォーマーに専念する。全員が輝く集合体としての魅力を大切にしている。

リハーサルで行き詰まっても、楽しく乗り越えたいと考える。俳優の現場でも共演者・監督・スタッフと仲良く働き、良い空気が良い作品を生むことを、40年以上の活動から実感している。

『THE SHOW MAN』の仕上がりには満足している。大友康平、NOKKO、デーモン閣下は、若いころからライブを見て追いかけた先輩たちだった。堺正章は子ども時代に見た『西遊記』の孫悟空であり、共に楽曲を作れたことを夢のように感じる。互いの世界が広がる共演に、ここまで来たという感慨があり、多くの人に楽しんでほしいと語った。

『THE SHOW MAN』は2025年11月5日にリリースされ、収録曲の一部はツアーで先行して披露された。『Still Rockin’』では、成田にギターを教えた先輩の野村義男との共演が実現。ツアー初日にサプライズゲストとして現れた堺とは、心弾むグループサウンズの『プンスカピン!』と、昔の映画音楽を思わせる『The Show Man』で組んだ。

高橋にとって、大友のHOUND DOG、NOKKOのレベッカ、デーモン閣下の聖飢魔Ⅱは、自分たちより少し先を行く伝説的な存在だった。男闘呼組として若いころからライブを見て、追いつき追い越したいと活動してきた。その先輩たちや、子ども時代には一緒に曲を作るとは想像しなかった堺との共演が、互いの世界観を広げる経験になったと考えている。

高橋和也

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