GQ JAPANは2026年4月8日、岡本健一がマセラティの新型「MCプーラ」を試乗する記事を公開しました。車の色に合わせた衣装から、俳優の仕事と運転の関係、音楽の選び方、内装への好み、生涯付き合える車を考える視点までを紹介しています。
衣装を選び、毎日の運転を語る
岡本健一は、試乗車の写真を見て、新色のAIアクアレインボーに合う服を持参した。運転しやすいこと、タイトなシートでシャツにしわが寄ること、ベルトの金具が革を傷つけることも考え、手持ちのスポーティな服を選んだ。斜め上に開くバタフライ式のドアに気持ちが高ぶり、段差を越えるために車体前部を上げる操作も、スーパーカーと付き合う儀式と受け止めた。
撮影場所へ向かう約20分の一般道の試乗では、630psの車にもすぐ慣れた。18歳で免許を取り、俳優の仕事ではマネージャーを付けず、一人で運転して現場へ行ってきたという。仕事のアイデアを考えて向かったり、反省しながら帰ったりし、本気で台詞を覚える時は、駐車場に停めた車内で脚本に向き合う。車はなくてはならない存在で、運転は自然な行為だと語る。
音楽と、車にすぐなじめる感覚
岡本は、昔のマニュアル車では路面の衝撃、音、変速、クラッチ操作で全身が疲れたのに対し、MCプーラは洗練され、音楽を楽しむ余裕があると感じた。車内では、ソナス・ファベールのオプションの音響装置で、スマートフォンのプレイリストを再生した。ロックが似合うと思っていたが、ステファン・ポンポニャックやオービタルのような、打ち込みのダンス音楽の方が車のスタイルに合って心地よいと語った。
記事は、マセラティとソナス・ファベールが車内の設計段階から音作りで協力したと説明する。紙のコーンやシルクのツイーターなど自然素材を使い、数値と職人の耳の両方で調整する、合計12スピーカーのシステムを紹介している。屋根を開いた時も音を補正する専用設計だとしている。
試乗車はオープンモデルの「チェロ」で、岡本は屋根が素早く格納されることに驚いた。撮影後は一人で十分に走り、車から降りて「まろやかな感じがしますね」と評した。F1の技術やミッドシップの構成と聞いていたが、機械に乗せられる感覚ではなく、隔たりなくすぐ一体になれたという。先端技術と長い伝統が、このまろやかさにつながるのかもしれないと考えた。
長く付き合うための内装と、運転への挑戦
内装のアルカンターラとカーボンの組み合わせには違和感を覚え、アルカンターラで統一した方がよいのではと指摘した。購入時には素材や色を好みに合わせて注文できると聞いて納得した。試乗すると、一生付き合えるかを考えてしまうという岡本は、状態のよい個体に買い替えながら、20年間同じタイプの車に乗り続けている。MCプーラを注文するなら、上質な素材を生かして内装を簡潔にまとめ、液晶パネルを外してもよいかもしれないと語った。
走りたい場所には、舞台で訪れることの多い北海道、東北、四国、九州の景色の開けた道や、広く華やかなラスベガスを挙げた。一方、高速道路での自分の運転では能力の数パーセントしか使えないように感じ、車に申し訳なく思ったという。本領を発揮させるため、専用コースで指導を受け、運転技術を磨きたい。衣装を選んだことから話をつなぎ、この車を着こなし、乗りこなせる、ふさわしい人になりたいと語った。
記事末は、MC20から進化したMCプーラを、F1由来のネットゥーノエンジンとカーボンモノコックを備えるモデルとして紹介しています。4月18・19日の「MASERATI MCPURA DEBUT Open Door Weekend 特別先行公開」を、マセラティ 江東、紀尾井町、目黒、横浜港北、名古屋インター、心斎橋、神戸、福岡の8店舗で開くと案内しています。
出典・元記事
GQ JAPAN、2026年4月8日。岡本健一、新型マセラティMCプーラで“イタリアの風”を感じた。試乗の様子、岡本の車と音楽への考え、プロフィール、メーカーの紹介とイベントの告知を伝える記事です。
試乗の詳しい様子は、GQ JAPANの原記事でお読みください。
