2026年9月20日の『KURE 5-56 Presents GO! GO! Rockon!』は、前週に続き成田昭次と寺岡呼人が出演した。3日連続の公演を終えた夜の放送で、オープニングは『Love Survivor』。男闘呼組の30曲を再録したアルバム『WARRIORS -男闘呼組 SELF COVERS- Rockon Social Club』について、成田は、10代、20代の頃は歌詞の世界に背伸びをしていたと振り返り、寺岡は、原曲を崩さない方針のもと、岡本健一が原曲との違いを一つずつ確かめ、音をまとめる段階でも二人で連絡を取り合ったと明かした。最初に歌を録った高橋和也は、曲を頭から流してライブのように歌い、ほとんど1、2回で録り終えたという。新曲『Love Survivor』と『The Warriors』の制作意図も寺岡が説明し、翌日配信の『TIME ZONE』を、稚内でのCM撮影の思い出とともにオンエアした。ガレージレターでは大阪での食事の質問に答えた。エンディングでは、9月24日・25日のZepp Nambaの公演を案内し、翌週は成田の一人の放送になり、『Stand Out』を紹介すると予告した。

クイズの正解は、「昭次さん」でした!
皆さん当たりましたか?😉
今回飛び出したレコーディング中のエピソード。
和也さんの主メロがなくてもハモってしまう
気合とテクニック、流石ですね!✨
来週は #成田昭次 さんの一人喋りでお届け!
https://t.co/Ti50OrSjhT
#RockonSocialClub
3日連続ライブの夜、寺岡呼人「働きますよ」
冒頭で成田がシルバーウィークの話を向けると、寺岡は「僕、初めて聞きました、シルバーウィークって」と返した。「え、初めて?」と成田が聞き返し、5連休の2日目の夜だと紹介。成田は工場で働いていた時にも、シルバーウィークの連休があったことを思い出した。
二人は9月18日の豊洲PIT、19日・20日の仙台GIGSという日程にも触れた。成田が「3連ライブ?」と話すと、寺岡は「3連発後」と応じた。この日の放送は、3日連続公演を終えた夜として話を進めている。
寺岡が「働きますよ」と言うと、成田は「どこも怪我してないですか?」と質問。寺岡は「怪我はしてないです」と笑い、さらに様子を尋ねる成田に「昭次さん気をつけてくださいよ」と返した。オープニングは、寺岡による紹介で『Love Survivor』をオンエアした。
ONAIR:Rockon Social Club『Love Survivor』

成田昭次、歌詞の主人公に「背伸びしすぎてた感はある」
リスナーから届いたのは、同じ人が同じ曲を歌っていても以前とは違って聴こえ、自分が大人になったことで歌詞の解釈も変わったというメッセージ。寺岡は「今回、まあ30曲向き合う、まあしかも時間もない中、どうでした?」と成田に尋ねた。
成田は、何度も歌ってきた曲も含め、どの曲も新鮮だったと回答。男闘呼組時代にはまだ10代、20代だったことを挙げ、「詩の世界観に対してちょっと背伸びしすぎてた感はあると思うんですよ」と振り返った。
成田によると、大津あきらが手がけた歌詞には、大人で硬派な主人公が多かったという。年齢を重ねてから歌い直すことで、その世界の深い意味を以前より理解できたのではないかと話した。「散々歌ってきたなとか、そういう感じは全く無かったですね」と述べ、今度は寺岡に制作の感想を尋ねた。
岡本健一と寺岡呼人の「ホットライン」、細部まで原曲を確認
寺岡は今回のセルフカバーについて、なるべく原曲を崩さないという方針があったと説明。「岡本健一大先生に入っていただき」と話すと、成田は「細かいですからね」と笑った。
寺岡によると、岡本は原曲と違う部分を一つずつ確認していた。「影のプロデューサー岡本健一さん」と表現し、演奏や歌を録り終えた後のミックスダウンでも、岡本と寺岡の間に「ホットライン」を作ったという。まず岡本に確認してもらい、その後メンバーに聴いてもらう流れで、細かな修正を重ねた。
岡本からは、原曲ではシンセサイザーの音がどうなっていたかなど、具体的な指摘があった。寺岡が「途中からこれ終わるかな?」と思ったと笑うと、成田は「気になりますもんね」と応じた。寺岡は、そうしたやり取りを経て無事に終えたと話した。
※ミックスダウンは、別々に録音した歌や楽器の音を調整してまとめる工程。寺岡も番組中で、全員の録音後に音をまとめる作業と説明している。
高橋和也は「じゃあ頭から流してください」——ライブのように録る歌
準備はNARITA THOMAS SIMPSONのツアー中から進めていた。寺岡は、先に録音する青山英樹が取り組みやすいように30曲を準備したと説明した。一方、全員の予定を考えると、一曲ずつじっくり進めていては4、5ヶ月かかってしまうとも話した。
そこで考えたのが、ライブのように歌い、なるべく直さずに残す方法だった。通常なら歌詞カードに線を引き、よかった部分や惜しかった部分を確認しながら進めるところを、今回は「せーの、ドン」という感覚で録りたいと考えたという。その最初の歌い手が高橋和也だった。
成田が「でも一発目に相応しいですよね」と応じると、寺岡は「相応しい!」と返答。自分がやりたいと考えていたことを、高橋がそのまま体現してくれたと語った。
この段階では、成田を含めほかのメンバーはまだ歌っていなかった。成田が昔のボーカルを流すのかと質問すると、寺岡は、ごく薄く流すものの、基本的には高橋が想像しながら歌っていたと思うと説明。曲を部分ごとに分けて録るのではなく、高橋は「じゃあ頭から流してください」と話したという。
曲が流れると、成田のパートも止めずに進め、ハモる箇所に来れば高橋はそのまま歌う。寺岡が「主メロがないのに」と説明すると、成田も「ないのに」と応じた。寺岡は「昭次くんが歌ってるかのようなテンションでそこをやるわけ」と振り返り、ほとんど1、2回の録音で終わったため、早かったと話した。
成田は「毎回そうですよ、命懸けてやって」と、高橋の歌入れについて語り、ほかのメンバーも同じだと付け加えた。寺岡も高橋の取り組み方に言葉を返した。
※テイクは、録音一回分のこと。ハモるとは、主となるメロディーに別の音程の歌を重ねることを指す。この場面では、成田の歌がまだ録音されていない段階の高橋の歌入れが語られた。
『DAYBREAK』を隅々まで聴き直し、今の音で思い出を残す
成田は、今回ほど細かく原曲を聴いたことはなかったと話し、「DAYBREAKも隅から隅まで聴きましたから」と振り返った。当時には分からなかった部分が、今になって見えてきたという。寺岡はギター録音の最後の日の成田を思い出し、呂律が回らないほどだったと笑いながら話した。

再録の方針について、寺岡はRolling StonesやAerosmithが昔の曲をセルフカバーする場面を例に挙げた。今風のアレンジへ変えると、ファンには原曲への思い出があるため、そちらに勝てないのではないかという考えだった。
寺岡は「ファンの人たちの思い出のある形のを、今の音でそれをやる」と説明。さらに「先週ほら、20代の女の子がファンになりましたっていう」と、前週のメッセージを振り返った。当時生まれていなかった人にも、その形の方が新鮮に聴こえるのではないかと話し、以前からのファンと新しい世代の双方に触れた。
マスタリングはツアー初日に終わったという。寺岡が、岡本と車で仕上がりを聴いた感想を成田に尋ねると、成田は「結構ね、ギターいいですね」と回答。両側の伴奏ギターが分かれて聴こえ、同じ歪んだ音でもそれぞれの個性が違うと話した。
人間が弾くリズムは完全に同じにはならないという成田は、「そのちょっとのズレがグルーブになるじゃないですか」と語った。寺岡も「かっちり合わせてもしょうがないんでね」と応じ、その違いが個性だと話した。
※マスタリングは、完成した音源を最終的に整える工程。グルーブは、音楽のリズムが生むノリを指す。寺岡は新しいアンプシミュレーターの使用にも触れた。これはギターアンプの音の特徴を再現する機器やソフトを指す。
『Love Survivor』と『The Warriors』、新曲2曲に込めたイメージ
寺岡は、セルフカバーとともに収録する新曲『Love Survivor』と『The Warriors』の制作意図も語った。
『Love Survivor』では、スタジアムで演奏し、サビで観客が一緒に揺れているようなイメージを描いたという。KUREのCM曲であることから『北斗の拳』にも触れたが、その世界を直接表現するよりも、裏にある愛のテーマを考えて曲名を決めたと説明した。

一方の『The Warriors』は、セルフカバー曲と一緒に若い世代が聴いた時、昔の曲かと尋ねられても不思議ではないような曲をイメージした。寺岡は、岡本と自身のボーカルは入っておらず、高橋と成田の歌だけだと明かした。

成田が「あ、そうでした?」と反応すると、寺岡は「そうなんですよ」と回答。成田は「本当ですか?」と聞き返した。寺岡は、セルフカバーの後に続く、今の男闘呼組の楽曲のようなイメージで作ったと説明。成田は2曲ともリフがかっこいいと話し、Rockon Social Clubを「リフバンド」と表現した。
※リフは、曲の中で繰り返す特徴的な短いフレーズ。ここでは新曲2曲の演奏の特徴として取り上げられた。
『TIME ZONE』と稚内のCM撮影、変わった歌声の話へ
翌日配信の『TIME ZONE』を紹介すると、寺岡は「真打が来ましたね」と応じた。成田は1989年2月の曲だと振り返り、セイコーの時計「アベニュー」のCMで使われたことを話した。
寺岡がCMを見たことがあるかと尋ねると、成田は「全然記憶無いんですよ」と回答。成田は、撮影のため北海道の稚内へ行ったと話し、寒い時期だったのかという質問には「1月、2月ぐらいじゃないですかね」と振り返った。撮影時期は、本人も幅を持たせた言い方をしている。
寺岡が、世間一般に男闘呼組といえばこの曲ではないかと話すと、成田も代表的な曲かもしれないと応じた。二人は今回の録音を「本邦初公開」と紹介してオンエアした。
ONAIR:Rockon Social Club『TIME ZONE』

曲の後、成田が「誰が一番声変わったんですか?」と尋ねると、寺岡は「昭次くん」と笑いながら回答。成田が自分なのかと聞き返すと、寺岡は高橋も変わったが、成田は歌い方が変わった気がすると話した。
成田自身も、昔の録音を聴くと「どうやって歌ってたんだろう」と思う箇所が多いという。前半の歌詞の話に続き、今の自分と当時の歌声についても語った。
大阪の食事は「耕陽先生に」、翌週は成田昭次の一人放送
「ガレージレター」では、高校3年生の息子とライブ遠征を楽しんでいるリスナーから、大阪での食事について質問が届いた。寺岡は「やっぱり耕陽先生に聞いた方が」と前田耕陽の名前を挙げて笑った。
それでも成田が寺岡自身のなじみの店を尋ねると、偶然入っておいしかった串カツ店には時々行くと回答。成田は大阪で焼肉店へ連れていってもらった話をした。寺岡はうどんにも触れ、「かすうどん」という名前を紹介した。
エンディングでは『遥か未来の君へ』を流し、次の公演は9月24日・25日のZepp Nambaだと案内。翌週は寺岡が出演せず、成田の一人放送になるという話では、寺岡が「ぼっちオンエアですね」と笑い、成田は「頑張ります」と答えた。次回は先行配信前の『Stand Out』を紹介すると予告した。
最後にも成田が「来てくださいよ」と声をかけると、寺岡は「ぼっちでお願いします」と回答、二人は笑いながら放送を締めくくった。

