2026年4月19日に放送されたTOKYO FMの番組『KURE 5-56 Presents Go! Go! Rockon!』は、Rockon Social Clubの成田昭次が一人で担当した。この日は、成田が寺岡呼人、青山英樹と組むNARITA THOMAS SIMPSONのビルボードライブのツアーの最終日で、成田は3都市11日間・全22公演の完走と、前年に打ち立てた連続公演記録の更新を報告した。3人だけの編成で臨んだ初めてのライブで気づいたメンバーの演奏や、最終日の1stステージに岡本健一がゲストとして登場したいきさつも語った。後半は、成田のファンクラブ、CLUB 55の2回目のイベントがKanadevia Hallで開かれると伝え、リスナーの思い出から男闘呼組の東京ドーム公演を振り返った。曲は『花火と君』『クライシス』『after rain』の3曲をかけ、CMのあとに流れ始めた『遥か未来の君へ』は番組の最後まで続いた。

「今夜は久しぶりに1人でお届けしていきます」 寺岡呼人の勧めで一人の回
番組の冒頭、成田は「今夜は久しぶりに1人でお届けしていきます」とあいさつし、「呼人さんにね、そろそろまた1人でね、やってみたらと言われましたので」、その言葉をそのまま受け取ったと明かした。2026年2月1日の放送でも、成田は寺岡の「ひとりでやってみたら?」という提案を受けて一人で番組を進め、1月に刊行された自叙伝『人生はとんとん』について語っていた。
続けて成田は、ツアー『人生はとんとん Billboard Live』を「3都市11日間全22公演走り抜けました」と報告し、「去年我々が達成した、同会場の日本人アーティスト最長連続公演記録更新いたしました」と伝えた。前年より1日・2公演増えた日程を、メンバーの誰もが「病気することなく、怪我することなく、完走いたしましたー!」と話し、応援したファンに感謝した。ツアーの振り返りと「1ヶ月前に発表したソロライブの話」をすると予告した。

ツアーは2026年3月11日に横浜で始まり、Billboard Live YOKOHAMA、Billboard Live OSAKA、Billboard Live TOKYOの3会場で、各日1stと2ndの2ステージずつ行われた。成田昭次の公式サイトは、最終日の4月19日をもって、Billboard Liveにおける日本人アーティストの最長連続公演記録を22公演に更新したと伝えている。成田が「去年」と話した記録は、2025年6月30日から8月1日の『THE VERY BEST OF FANTASY NARITA THOMAS SIMPSON 夏越の大祓 2025』のもので、成田は2025年8月2日の『成田昭次のRockon The Knight』で、東京・横浜・大阪のビルボードライブでの20公演がビルボードでの最多の公演記録になったと話していた。

オープニングの曲は、成田の紹介でNARITA THOMAS SIMPSONの『花火と君』(アルバム『冒険者たちのうた』)。2024年3月6日に配信シングルとして発表された、寺岡呼人の作詞・作曲の曲で、2月1日の一人の回でもかけられていた。
ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『花火と君』

アンコールの『人生はとんとん』は「今までで一番長い曲なんですかね?」
ガレージレターの最初は、ツアーに足を運んだ千葉県のひろさんからのメッセージだった。会場限定のポスターとバッグを手に入れたこと、ツアーのタイトルどおり成田の人生を振り返る曲の構成だったことを書き、「アンコールの『人生はとんとん』、え、我慢してたのにもらい泣きしてしまいました」と伝えて、「呼人さん、素敵な曲をありがとうございます」と結んでいた。

成田は、今回のアンコールは1曲だけだったと説明し、『人生はとんとん』について「今までで一番長い曲なんですかね?」と笑った。「5番まであるんですよね、これ」と言い、改めて振り返ると「7分近い曲だったんですよね」と話した。3月22日の放送で成田は、寺岡が自分の本を読み、自分の人生をイメージして作ってくれた曲だと紹介し、寺岡は「どんなに短くしても7分以上ある」と話していた。
成田は、本のタイトルのとおり、自分の人生を振り返るツアーだったと話し、幼少期の頃からこれほどまざまざと細かく振り返ることはなかったので、ありがたく、うれしかったと語った。せっかく本を刊行したのだから「この本に恥じないように」と語り、これからもNARITA THOMAS SIMPSONとして頑張っていくと約束した。成田昭次の公式サイトによると、東京公演のアンコールでは、メンバーがそろいのエプロンを着けてこの曲を届けた。

「初めて本当の意味で3ピースのライブ」 ベースのフレーズと、ドラムのフィル
成田は改めて、NARITA THOMAS SIMPSONを、Rockon Social Clubのメンバーでもある寺岡呼人と青山英樹、そして自分の3ピースバンドだと紹介した。今回のツアーについて、成田は「初めて本当の意味で3ピースのライブをね、できたんですけど」と振り返った。「今までは結構ね、あのホーンセクションが入ってたりとかですね、サポートのあのミュージシャンの方々に、え、囲まれて支えられてきたんですけど」と話し、今回は「なんの飾りもないあのライブだった」という。3月15日の放送でも、成田は岡本健一に「今回3人なんですよ」と話し、3月22日の放送では寺岡が、3人の編成に合わせて青山がカホンを叩くことになったと説明していた。

3人の音だけになったことで、それぞれの音を改めて確かめられたと成田は話し、「細かい呼人さんのベースのフレーズとか、呼人さんのコーラス、そして英樹くんのフィルとか、ハットの細かさとか」に気づかされたことが多く、「実り多きライブでしたね」と語った。
※フィル(フィルイン)は、ドラムがいつものリズムをくり返す中で、曲の区切りなどに短く入れる、変化をつけた叩き方のこと。ハット(ハイハット)は、ドラムセットの中の、2枚のシンバルを重ねて、足のペダルで開け閉めする楽器のこと。
最終日の1stステージに岡本健一 成田昭次「まさか一緒に曲まで」
最終日のBillboard Live TOKYOの1stステージには、岡本健一がゲストとして出演した。成田によると、岡本は気軽に「じゃあ見に行くよ」と言ってくれたといい、見に来るなら出てもらえないかと声をかけてみたところ、本当に出演してくれたという。成田は「いやあ、まさか一緒に曲まであの演奏して歌っていただけるなんてびっくりでした」と話し、岡本に感謝した。

オフィシャルレポート(ぴあ音楽、Billboard JAPAN)によると、4月19日の公演では、成田が1987年ごろの思い出を振り返り、そのころよく遊んでいた人と一緒に歌いたいと話したところで岡本が登場し、男闘呼組の『Midnight Train』をアコースティックのバージョンで披露した。Billboard JAPANのレポートが伝える4月19日の曲目には、この日の番組でかけた『クライシス』『after rain』も入っている。

続けて成田は、NARITA THOMAS SIMPSONの『クライシス』(2024年4月10日発売のアルバム『冒険者たちのうた』)を紹介した。成田の作詞の曲である。
ONAIR:NARITA THOMAS SIMPSON『クライシス』

「CLUB 55の、えー、2回目のイベントがですね」 Kanadevia Hallと東京ドームの記憶
東京都のはやともさんからのメッセージは、「CLUB 55のソロライブ開催おめでとうございます」という祝いの言葉で始まった。会場のKanadevia Hallは東京ドームシティにあり、「高校生の頃、男闘呼組のドームコンサートや事務所の野球大会やローリング・ストーンズのコンサートにも行ったことを思い出します」と書き、25年前に東京ドームホテルで結婚式を挙げたことにも触れて、今年成田のライブが開かれることが「嬉しすぎてメッセージしちゃいました」と伝えていた。
成田は、「男闘呼組が東京ドーム89年なのかな?」と振り返り、「まだドームができた年か次の年ぐらいだったんですよね」と話した。当時のことは「その記憶はもうあの永遠に刻まれてるんですけど」と話し、「僕も行きましたね、ローリング・ストーンズ」と、ローリング・ストーンズの公演を見に行ったことも明かした。いろいろなアーティストが公演を重ねてきた場所だとして、「残響というかですね、あの胸に響きますよね」と語った。男闘呼組は、1989年8月28日に初めての東京ドーム公演を行った。その模様は同じ年の11月21日に映像作品『BIG TOUR ’89 in DOME』として発売されている。

メッセージに応えて、成田は「CLUB 55の、2回目のイベントがですね」と切り出し、「ここのKanadevia Hallで開催することがね、決定いたしました」と伝えた。「僕もこの会場行ったことないかもしれないので」、どんな雰囲気なのか味わってみたいといい、内容は「まだちょっと色々何しようかって考案中なんですけど」、楽しんでもらえるイベントにすると呼びかけた。ファンクラブCLUB55の最初のイベントは、2024年10月24日・25日にBLUE NOTE PLACEで開かれた『CLUB55 WHITE PARTY』。Kanadevia Hallは、東京都文京区の東京ドームシティにあるホールである。

「お花見したこと多分一回もないかもしれない」 桜の思い出と『after rain』
千葉県のと奈さんは、住んでいる地域の桜通りが満開になると桜のトンネルになり、花びらが舞う光景の中で中学生のころに読んだ小説の世界にいるようだと書き、「昭次さんは桜にまつわる思い出などはありますか?」と尋ねた。
成田は「お花見したこと多分一回もないかもしれないんですよね」と明かし、一方で「夜桜結構好きなんですよね」と、夜空と花びらの色の対比を挙げた。一時は桜の写真を撮ることに少しはまったといい、写真は一眼レフではなく「スマホでスマホですよ」と笑った。保育園のころには大きな桜の木があり、花が散ったあとに毛虫が出て、みんなで騒いだことを覚えていると話し、「そういう話じゃないよね」と自分で締めくくった。
ここで成田が紹介したのは、自身の『after rain』(2022年6月15日発売のミニアルバム『犬も歩けば棒に当たる』)。成田の作詞、荒木真樹彦の作曲の曲である。
ONAIR:成田昭次『after rain』
告知 WOWOWの特集、映像作品、9月からのツアー
CMのあと、番組のBGMとしてRockon Social Clubの曲が流れ始め、成田は「お聴きいただいているのは、Rockon Social Club『遥か未来の君へ』です」と紹介した。告知では、9月からのRockon Social Club Tour 2026 THE WARRIORSの開催と、男闘呼組のカバーアルバム第2弾の制作を伝えた。

続けて、Rockon Social ClubとWOWOWの3か月連続の特集で、次は4月30日の夜8時から『NARITA THOMAS SIMPSON BIG BAND BEAT CHRISTMAS FANTASY』を放送すると案内し、それまでの放送もWOWOWオンデマンドで1か月間アーカイブ配信があると付け加えた。Rockon Social Clubの公式サイトによると、この特集は2月23日の『Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockin’-』のファイナル公演の放送で始まり、3月22日には2024年の日本武道館公演が放送された。4月30日の放送は、その3回目にあたる、2024年12月25日の横浜BUNTAIの公演である。
5月22日には、前年のツアーを収めたライブBlu-ray & DVD『Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockin’-』が発売される。成田は、前年の『FOREVER CALLING』が「やっといよいよですね、ライブBlu-ray&DVD化されるんです」と話し、自分でも見たいと楽しみにしていた。

「1人って結構ね、間が持たないですよね」 配信の話と、次週の予告
お別れの時間が近づくと、成田は、久しぶりの一人の回を「1人って結構ね、間が持たないですよね」と振り返り、誰かの写真やパネルでもあるといいと笑った。「配信もそうなんですよ。やるんですけど、CLUB 55で」と、ファンクラブでの配信にも触れ、カメラに向かって見ている人を想像しながら話すのは「もうラジオよりも結構大変ですね、あれ」と話した。
次の週については、はっきりとは言わないまま「すごい方がまた来てくれますね」と予告し、「久しぶりの登場ですね。今もう旬の方ですよ」と続けた。最後は「また来週このガレージでお会いしましょう」とあいさつし、提供の呉工業のクレジットのあとも、『遥か未来の君へ』が番組の終わりまで流れた。
ONAIR:Rockon Social Club『遥か未来の君へ』


