元男闘呼組・成田昭次「人生の中で、この3年半は一番濃密」 所属バンド「RSC」12月から4都市ライブツアー(スポーツ報知)

スポーツ報知は2023年11月5日、成田昭次さんのインタビューを掲載しました。男闘呼組のメンバーとの再会から音楽活動への復帰、とんかつ店で働きながらの練習を振り返り、Rockon Social Club のアルバム『Don’t Worry Baby』や、音楽を続ける思いを語っています。取材・文は加茂伸太郎さんです。

成田昭次は、直近の3年半を、人生で最も濃密な時間と振り返る。20代のころと違い、周囲を見ながらさまざまな挑戦ができ、今が楽しいという。その支えは高橋和也、岡本健一、前田耕陽の存在で、友人であり兄弟、家族のような関係だと語る。長く離れていても会えばずっと隣にいたように感じ、2023年春のツアー中も毎日一緒に食事をしていた。

再始動のきっかけは、愛知県で会社員をしていた2019年、岡本から届いた誘いのメールだった。男闘呼組への熱い思いは高橋の印象が強かったため、岡本からの提案に驚いたが、仕事を休めず、最初は断ったと思うという。その秋に再会し、メンバーが名古屋を訪れるたびに個別に会って演奏した。2020年には4人でスタジオに集まり、食事や酒も楽しむうち、何もしないまま諦めて悔いを残すより、一度挑戦しようと決めた。

記事は、成田が2020年秋に上京し、2022年9月ごろまで約2年間、とんかつ店で揚げ物を担当したと伝える。成田は、客の口に入る料理を有料で提供する仕事には失敗が許されず、真剣に取り組んだと話し、熱心に教えてくれた人々へ感謝する。仕込みから掃除まで約13時間の勤務の合間にギターを練習し、店内で80年代のヘヴィメタルを流して演奏を思い描いたり、流行の音楽を吸収したりした。時間がないことをできない理由にせず、何かしら方法はあると考えていた。客のおいしかったという言葉も励みだった。

男闘呼組は2022年7月の『音楽の日』で再始動し、2023年8月26日の日比谷野外音楽堂での解散ライブまで活動した。成田は、1993年にツアーを中止したバンドが約30年後に再始動することには半信半疑の人もいたはずだと考え、多くの観客が集まったことに感謝する。男闘呼組の4人に寺岡呼人と青山英樹が加わった Rockon Social Club の存在も、解散後の支えだった。男闘呼組の公演で新バンドの曲を演奏する姿勢を貫いたことが今につながったと考え、演技や脚本も生かす娯楽と、大規模な全国ツアーを目指している。

11月17日発売と紹介された『Don’t Worry Baby』は春ごろから制作し、先行配信曲「LIFE」「ねぇ、そろそろ」など11曲を収録。記事は表題曲と曲順をグループLINEで決めたと伝え、成田は刺激的なパッケージと楽曲の多彩さに自信を示す。12月からは4都市6公演のツアーが告知された。80歳のミック・ジャガーら、年齢を感じさせない第一線の音楽家にも触れ、自分も休まず活動を続けたいと語った。

10月に始まったニッポン放送『成田昭次のRockon The Knight』にも話が及ぶ。2022年には interfm『TOKYO MUSIC SHOW』にゲストや代打の進行役で出演したが、一人でラジオを担当するのは昔の男闘呼組以来かもしれないと振り返り、楽しみな仕事だと話している。

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