岡本健一、最新アルバム『THE SHOW MAN』を「夢のようなアルバム」と絶賛。豪華共演者との制作エピソードを語る(2025.11.8 放送)

2025年11月8日にDate fmで放送されたラジオ番組「tracks」に、Rockon Social Clubの岡本健一が出演。先週に引き続きMCを担当し、11月5日にリリースされたばかりのコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』について、その魅力と制作の裏側を自身の言葉で語った。

番組は、岡本が「この声はたまらないですね」と紹介したNOKKOとのコラボレーション楽曲からスタート。その後も、アルバムに参加した野村義男、氣志團、亀梨和也、段田安則といった多彩なアーティストとのエピソードを次々と披露し、全国ツアーへの意気込みを明かした。

オープニングナンバーにNOKKOとのコラボ曲を選曲「この声はたまらない」

番組冒頭、岡本は「Tracksをお聞きの皆さんこんばんは。Rockon Social Clubの岡本健一です」と挨拶。先週に続きMCを担当することを伝え、早速、11月5日に発売したばかりのアルバム『THE SHOW MAN』を紹介した。

そして、「今日のオープニングナンバーです。この声はね、たまらないですね。聞いてください」と、NOKKO & Rockon Social Clubの楽曲「Tangerine Kiss」を選曲。NOKKOの唯一無二の歌声で番組の幕を開けた。

ONAIR:NOKKO & Rockon Social Club『Tangerine Kiss』

アルバム『THE SHOW MAN』を「夢のようなアルバム」と語る

楽曲が明けると、岡本は改めてコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』について語り始めた。彼はこのアルバムを「最初の1曲目から、本当バラエティに富んでてですね」と表現し、その多様性を称賛した。

さらに、「もうずっと本当、ライブのリハーサルの前から、自分でも出来上がった音を頭からずっと聞いて、ライブのために練習してるんですけども」と、自身もアルバムを繰り返し聴き込んでいる近況を明かした。

そして、アルバム全体の印象について、「1曲1曲がその歌う人の世界に連れてってくれるというか、夢のようなアルバムになってるんじゃないかななんて思いますね」と、参加アーティストそれぞれの個性が色濃く反映された作品であると語った。

豪華参加アーティストとの制作過程を明かす

岡本は続けて、アルバムに参加した豪華アーティストたちとのレコーディング時のエピソードを披露した。

まず、ギタリストの野村義男との楽曲「Still Rockin’」について触れた。「よっちゃんがやってきた時は、本当ギター持ってギターをガンガン弾きまくってもうそのまま帰ってっちゃったみたいな」と、そのエネルギッシュなレコーディング風景を振り返り、「本当ギターの神髄を聞いてるような、すさまじいギター弾いてますよ」と、野村の卓越したギタープレイを絶賛した。

次に、氣志團とのコラボレーション楽曲「愛死天流」については、ユニークな視点で言及。「これは横浜銀蝿ですかね」と、そのサウンドから受けた印象を率直に語りつつ、「でもなんか自分たちのカラーになってるというか、楽しいですよね」とその独自性を評価した。歌詞に込められたストレートな愛情表現にも触れ、「こんだけ人に愛するとか、愛してるって言って、なんか気持ちいいななんて思うから。そうだね、愛してるってなかなか口にしないよね」と、楽曲の持つメッセージ性について自身の考えを述べた。

また、デーモン閣下亀梨和也との楽曲にも言及。「デーモン閣下のもいいしね」と短く触れた後、亀梨和也の参加曲「亀の恩返し」について、「いいんですよね」と紹介。続けて、「これデモテープ聞いてる時に、デモの段階で、うちの高橋和也はね、なんか泣いてたらしいんですよね」と、Rockon Social Clubのメンバーである高橋和也がデモ音源を聴いて涙したという制作中の出来事を明かし、楽曲を「温かくていい曲ですね」と評した。

俳優・段田安則との意外な音楽交流とコラボ曲「BAN」

番組では、俳優の段田安則が参加した楽曲「B・A・N」にスポットが当てられた。岡本は、段田との間に音楽を通じた長年の交流があったことを明かした。

段田さんって本当、16年前にアコースティックのフォークデュオみたいなのを2人でやってた時があって」と、意外な過去を告白。当時、段田が岡本にギターを習いたいと申し出たことがきっかけで、二人で歌本を片手に昭和歌謡を弾き語りしていたという。「狩人とか、井上陽水とか、松山千春とか、あと山口百恵さんとかそういうのを2人でハモりながら、やってた時期があって」と、具体的なアーティスト名を挙げながら当時を懐かしんだ。

今回のコラボレーションが実現した背景には、Rockon Social Clubのメンバーが俳優業も行っているという特殊な成り立ちがあるという。「そういう意味も含めて、同じ俳優の中のレジェンドとしてちょっと段田さんに参加してもらったら」という思いがあったことを明かした。楽曲のテーマについては、「年齢的には一番上なんですけども、なんかそういう人生の終末に向かっていくのを、いかに楽しく生きていくかみたいな、ちょっと軽快な気持ちのいい曲になってますね」と解説し、段田の人生観が反映された楽曲であることを示唆した。

ONAIR:段田安則 & Rockon Social Club『B・A・N』

亀梨和也とのコラボ曲に「感謝の気持ち」を重ねる

続いて岡本は、亀梨和也とのコラボレーション楽曲「亀の恩返し」を選曲。この楽曲について、岡本は自身の解釈を語った。

これ本当になんか温かいというか、やっぱその感謝の気持ち」と述べ、「改めて人に感謝するとか、ふと今いる自分を思った時に、なんか感じることであったりとか、そういう感謝ですよね。自分が今ここにいるのはなぜかみたいなことを考えるなみたいな曲です」と、楽曲に込められた深いテーマについて触れた。

ONAIR:亀梨和也 & Rockon Social Club『亀の恩返し』

番組中盤では、アルバムのリードアーティストでもある堺正章との楽曲もオンエアされ、世代を超えたコラボレーションの幅広さを印象付けた。

ONAIR:堺正章 & Rockon Social Club『プンスカピン!』

全国ツアーへの意気込みとファンへのメッセージ

番組の締めくくりに、岡本は2週間にわたるMC担当を終える挨拶とともに、Rockon Social Clubの全国ツアー「KURE 556 Presents Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockin’-」について告知を行った。

特に、宮城・仙台GIGSでの公演(11月27日、28日、12月14日)について、「仙台でなんか盛り上がるんですよ、Rockon Social Club。なのでこの盛り上がりをどんどんこう広げていきたいなと思ってますんで、来てください」と、仙台のファンに向けて熱いメッセージを送った。

ライブの内容にも言及し、「アルバム『THE SHOW MAN』の中からの曲は、おそらく全曲やります」と宣言。ゲストアーティストが参加できない場合は、「Rockon Social Clubの中でこう、歌割りをしてやってます」と、メンバー自身がボーカルを取って披露することも明かした。

最後に、ツアーへの強い思いを語った。「とにかく、生きてる実感を感じて、喜び、楽しみ、人生をこう分かち合いたいなと思っております」。ファンとの一体感を求める彼の言葉は、これからのライブへの期待を大きく膨らませるものとなった。

岡本は、詳細情報をオフィシャルホームページやSNSで確認するよう呼びかけ、「2週間どうもありがとうございました。Rockon Social Clubの岡本健一でした」という言葉で番組を締めくくった。

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