「THE CHANGE」にて、高橋和也の記事(全5回)が掲載されました。【第5回/全5回】
連載の最終回では、コラボアルバム『THE SHOW MAN』に収録された『亀の恩返し』で共演した後輩、亀梨和也への思いが語られました。この曲を通じて、お世話になった人々への本当の「恩返し」は「いい作品を作り続けること」だと、改めて背筋が伸びる思いがしたと明かします。また、「子育ての正解なんてわからない」としながらも、「自分で考えるように」と自立を促す自身の子育て論についても言及。男闘呼組の活動休止後、ひとりで歩み始めた時に「周りの対応が変わる」ことに驚き、傷ついた経験も告白。しかし、その転機があったからこそ自分の足で歩めたと振り返ります。“表現者”として、今後は「分かりやすくて楽しいだけではなく、どこか毒みたいなものをはらんでいるような作品」も作り続けたいという、今後の展望を述べました。最後には、リレー連載の次の走者である青山英樹へ「大好きだよ!」と、運命的な縁を感じる相棒への熱いメッセージが送られています。
詳しくは、THE CHANGEの記事をご覧ください。

今回の連載は、Rockon Social Clubのメンバーにリレー形式でインタビューを行う企画の第1弾として、高橋和也が登場します。
高橋和也にとっての人生最大の転機“THE CHANGE”は二つあると語ります。一つは1993年の「男闘呼組の活動休止」。15歳から9年間活動したすべてを失ったと感じた絶望と不安、同時に湧き上がった「自分の力で頑張っていこう」という強い気持ち、そして演出家ロバート・アラン・アッカーマンとの出会いから渡米し、リチャード・ギアら世界的スターとの交流を通じて希望を得た経験を振り返ります。
当時の男闘呼組が「異端者扱い」されていたと感じていたことや、メンバーの自立心が強かったこと、それゆえに再始動は「不可能だ」と30年近くフタをしていた心境も明かしています。
そして二つ目の転機が、2020年の「男闘呼組の復活」。約30年ぶりに4人で音を奏でた奇跡の体験は、自身の固定観念を壊すほどの衝撃だったと語ります。その根底にあるのは「4人の真の友情」だと強調します。
現在はRockon Social Clubのメンバーとして、岡本健一、前田耕陽、成田昭次、寺岡呼人、青山英樹といったメンバーへの全幅の信頼を語るほか、コラボアルバム『THE SHOW MAN』で共演した亀梨和也や堺正章らへの思いも明かしています。最終回では、自身の子育て論や、活動休止後に傷ついた経験、そして“表現者”としての今後の展望についても深く語られました。

