『KURE Presents NARITA THOMAS SIMPSON 人生はとんとん Billboard Live』は、NARITA THOMAS SIMPSONが2026年3月11日から4月19日まで開催したBillboard Liveツアー。Billboard Live YOKOHAMA、Billboard Live OSAKA、Billboard Live TOKYOの3会場で全11日・22公演を行い、最終日の東京公演で全公演を完走し、Billboard Liveにおける日本人アーティストの最長連続公演記録を22公演に更新した。

基本情報
- 名義:NARITA THOMAS SIMPSON
- 期間:2026年3月11日〜4月19日
- 公演数:全11日・22公演(各日1st・2ndの2ステージ)
- 会場:Billboard Live YOKOHAMA、Billboard Live OSAKA、Billboard Live TOKYO
- 冠:KURE Presents
- メンバー:成田昭次、寺岡呼人、青山英樹。
背景
開催は2025年12月25日に告知された。題名には成田昭次の自叙伝『人生はとんとん―成田昭次自叙伝―』を掲げた。題名は寺岡呼人が決めた。成田が2026年2月8日に紹介した構想は、自身の人生と寺岡・青山との出会いを振り返り、昔の曲や3人編成の演奏を取り入れるというものだった。青山も成田のソロ時代の曲を演奏したいと考えていた。

自叙伝とツアーの題名は、成田の人生観に加え、52歳で音楽活動再開のために再上京した際に働いた都立大学駅前のとんかつ店「さつまや とんとん」の店名にも重なる。料理人として働いていた成田を、NARITA THOMAS SIMPSON結成前に寺岡が訪ねた。
公演日程
Billboard Live YOKOHAMA
- 2026年3月11日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年3月12日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年3月30日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年3月31日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年4月1日:第1部(16時)・第2部(19時)
Billboard Live OSAKA
- 2026年4月6日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年4月7日:第1部(16時)・第2部(19時)
Billboard Live TOKYO
- 2026年4月12日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年4月17日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年4月18日:第1部(16時)・第2部(19時)
- 2026年4月19日:第1部(16時)・第2部(19時)
各日とも、1stは15:00開場・16:00開演、2ndは18:00開場・19:00開演。
2026年3月1日の放送で、成田は前田耕陽の問いに、公演は「11日、22公演」と答えた。
3月15日の放送の時点で、横浜公演は3月11日・12日の2日間を終えていた。この放送で成田は、岡本健一に今回は3人編成で「新鮮」だと紹介した。
成田はツアー最終日の4月19日の放送に一人で出演し、3都市11日間の全22公演を「病気することなく、怪我することなく」走り抜け、前年の『夏越の大祓 2025』で達成した同じ会場での日本人アーティストの最長連続公演記録を更新したと報告した(前年より1日・2公演多い)。4月26日の放送でも、成田と青山が22公演の完走を振り返った。
曲目
選曲とアンコール
初日の2026年3月11日のBillboard Live YOKOHAMA公演では、男闘呼組、成田のソロ、NARITA THOMAS SIMPSONの楽曲を演奏した。アンコールでは、本ツアーのために制作された新曲「人生はとんとん」を初披露した。

選曲の土台は、寺岡がスタジオで成田と一緒にいた時に決めた。成田によると、自叙伝にまつわる新旧の曲を行き来する構成だった。新曲「人生はとんとん」は、寺岡が自叙伝を読み、成田の人生をイメージして作った曲で、内容を削っても7分を超え、5番まである(3月22日の放送)。 アンコールはこの1曲だけで、成田は4月19日の放送では「7分近い曲」と紹介した。

ツアーファイナルの曲順
ツアーファイナルの4月19日のBillboard Live TOKYO公演の曲目は次の11曲。
- One Way
- Hello Hello
- Bad Generation
- ROLLIN’ IN THE DARK
- ルート・17
- after rain
- 不良
- ─M─
- クライシス
- パズル
- 人生はとんとん(アンコール)
演出・内容
3人編成とアコースティック演奏
初日の本編最後の「パズル」は、成田のアコースティックギター、寺岡のキーボード、青山のカホンという初めての編成で披露された。カホンの使用は寺岡の案で、3人編成に合わせて取り入れた。互いの音がよく聴こえる緊張感があり、成田には寺岡とのハーモニーもはっきり聴こえて新鮮だった。横浜公演の再開の前日の3月29日の放送では、3人では「本当に向き合える」(成田)、「向き合わないとバランス取れない」(寺岡)と話した。大人数のRockon Social Clubの時と違って強く引っ張る人がいないこと、ライブ前の気合い入れも3人だけで寂しいことを挙げ、成田は、頼れないからこそ自分で何とかしようとすると話した。寺岡は、残る公演で「3人でそのいろんな空間を埋めつつ、なんか成長していきそうな気がします」と話した。

成田は4月19日の放送で、初めての3ピースのライブは、寺岡のベースのフレーズやコーラス、青山のフィルやハイハットの細かさに気づく機会になったと振り返り、「実り多きライブでしたね」と話した。4月26日の放送では、青山がリハーサルで「なんか少ない」と感じたことや、MC を決めず「3人のありのまんま」が出たステージになったことを話し、カホンの仕組みも説明した。成田は、「パズル」を3人のアコースティックで演奏するのも、アコギで演奏するのも初めてだったと振り返った。

アンコールでは、3人が揃いの「TON TONエプロン」を着用して新曲「人生はとんとん」を演奏した。

東京公演のゲスト
3日間にわたり開催した東京公演にはサプライズゲストが出演した。4月17日は歌手の相川七瀬が、代表曲「夢見る少女じゃいられない」をNARITA THOMAS SIMPSONの演奏とコーラスで披露した。4月19日は岡本健一がサプライズ出演した。岡本の登場に先立ち、成田は1987年頃の思い出を振り返り、その頃よく遊んでいた人と一緒に歌いたいと話した。岡本は男闘呼組の「Midnight Train」をアコースティックバージョンで披露した。


岡本は3月8日の放送で「俺もちょっとこのNARITA THOMAS SIMPSONの、これツアー行きたいですね」と観覧を希望していた。5月10日の放送では、成田が岡本の出演を「ラスベガススターみたいな」サプライズだったと振り返り、岡本も「あれ良かったですよ」と話して、その日の夜が配信だったことにも触れた(4月19日の第1部)。

青山は5月3日の放送で、相川との共演に向けた練習をきっかけに、相川の「恋心」を選んだ。曲のあと、成田は当時の相川のボーカルで練習したことを振り返り、17日の本番の相川は「輝いてましたよね」と話し、青山も「キラキラしてました」と話した。
映像化・放送
ツアーファイナルの4月19日のBillboard Live TOKYOの第2部(19時開演)は、FANY ONLINEチケット・ZAIKO・PIA LIVE STREAM で生配信され、見逃し配信は5月3日23時59分まで。視聴チケットは5,000円(税込)で、3月18日から5月3日12時まで販売された。配信の詳細は3月18日に発表された。

