「双葉社 THE CHANGE」にて、寺岡呼人の記事(Rockon Social Clubリレー連載 第26回~第30回)が掲載されました。

アンカーの寺岡呼人は、広島から上京して下北沢で暮らしたことを、最初で最大の転機に挙げた。未経験のベースでJUN SKY WALKER(S)に加わってデビューし、ソロで曲が書けなかった時期には、落ち込む代わりに笑顔を選び、人との縁に恵まれたという。そのころ、路上ライブのゆずのプロデュースを託され、突然来る流れに抗わず身を任せることで成長できたと話す。成田昭次との出会いを3つ目の転機に挙げ、メンバーに会う前に『パズル』を書いた。最終回では5人の素顔を語り、Rockon Social Clubを無敵だと感じると話して、最初の走者の高橋和也に、今度2人で飲みに行こうと呼びかけた。
第1回:寺岡呼人、広島からの上京と下北沢の日々、JUN SKY WALKER(S)への電撃加入を語る THE CHANGE
THE CHANGEのRockon Social Clubリレー連載第26回は、アンカーの寺岡呼人の1回目。広島から上京したことを、人生で最初で最大の転機に挙げる。19歳で移った下北沢の風呂なしのアパートから、中古レコード店とライブハウスに通い、銭湯で知り合った梶原善と訪ねた甲本ヒロトには、連絡先も知らないのにブルースのレコードを10枚くらい借りた。音楽が好きというだけで信じ合えたのも、下北沢に住んでいたからだという。弟の学校の先輩だったJUN SKY WALKER(S)のライブを手伝い、路上ライブの機材を集めるうちに、バンドにメジャーデビューの声がかかり、ある日、リーダーの森純太に「お前をメンバーにする」と言われた。

第2回:寺岡呼人が語る、ベース未経験からのデビューと創作の不調期
THE CHANGEの寺岡呼人インタビュー第2回は、未経験のベースでデビューした転機と、音楽を続けるための学びを伝える。1987年末にJUN SKY WALKER(S)へ誘われ、翌年2月の録音に向け猛練習。金がなく、高校の後輩からベースを借りた。他のバンド、とりわけLÄ-PPISCHのtatsuの演奏に衝撃を受け、長く活動する方法を考えた。デビュー後に曲を客へ聴いてもらえる環境に感謝し、22歳ごろには松任谷由実の楽譜でピアノを学んだ。合宿録音でも宴会に参加せず歌詞を書いたが、1993年のソロ転身後は数年間、曲ができない苦しさを経験。落ち込む代わりに笑顔を選び、習慣にすることで人との縁に恵まれたと振り返り、不安な時も人に会い、新しいものを受け取る大切さを語っている。

第3回:寺岡呼人、実績のないままゆずを託された日と、流れに抗わず身を任せて得た成長を語る
THE CHANGEのRockon Social Clubリレー連載第28回は、寺岡呼人の3回目。ソロで曲が書けずに苦しんでいたころ、知り合いのプロデューサーに誘われて路上ライブのゆずを見に行き、プロデュースを託された。実績もなくフォークの経験もなかったが断らず、路上の自由さを生かすため、ガイドのリズム音を使わずに歌を録り、演奏者には揺れを書き込んだ譜面を渡した。定石を知らない自分と若い2人がいい具合に混じり合い、当時20歳の2人には、自分のほうが成長させてもらったかもしれないという。2021年には、MISIAのベーシストとして『24時間テレビ』に出た。突然やってくる流れに抗わず身を任せることで、成長できたと話している。

第4回:寺岡呼人、成田昭次との出会いと『パズル』が生まれた瞬間、Rockon Social ClubとNARITA THOMAS SIMPSONの“人格”を語る
THE CHANGEのRockon Social Clubリレー連載第29回は、寺岡呼人の4回目。2021年にMISIAのプロデューサーに誘われて見た成田昭次のライブでの出会いを、人生で3つ目の転機に挙げる。同じ1988年のデビューでも男闘呼組をほとんど知らなかったが、成田の話から男闘呼組の人格を想像し、メンバーに会う前に『パズル』を書いた。本人と会って話して感じたことから曲を作るのが好きで、対話の鮮度を大事にしているという。Rockon Social Clubは年を取ってもかっこいいイメージ、NARITA THOMAS SIMPSONは内省的で聴き手に近いバンドだという。時間より鮮度を大事にし、常に新しいものを作り続けたいと語った。

第5回:寺岡呼人が明かすRockon Social Club 6人の素顔、“無敵”のバンドと追いかけたい郷ひろみの背中
THE CHANGEのRockon Social Clubリレー連載第30回(最終回)は、寺岡呼人の5回目。周りに光を当てて結局自分も輝く成田昭次、上着を貸してくれた「優しさの人」の岡本健一、0か100の根っからのロックアーティストの高橋和也、エゴを捨てる覚悟を語ったリーダーの前田耕陽、ただ一人のバンドのプロで大人の青山英樹と、5人の素顔を語った。10代から身についた男闘呼組の4人の姿勢と青山の安定したリズムがそろうRockon Social Clubを無敵だと感じ、紅白歌合戦で一緒になった郷ひろみの前向きさに、Rockon Social Clubもそうなっていけたらと話す。高橋へは、今度2人で飲みに行こうと呼びかけた。

