「ロックオンは無敵」寺岡呼人が明かす6人の素顔、岡本健一の神対応に「惚れちゃう」、高橋和也は根っからのロックアーティスト、追いかけたい郷ひろみの背中(THE CHANGE 連載)【第30回/全30回】

双葉社THE CHANGEのRockon Social Clubメンバーによるリレー連載第30回は、プロデューサーでメンバーの寺岡呼人さんの5回目で、連載の最終回です。成田昭次さん・岡本健一さん・高橋和也さん・前田耕陽さん・青山英樹さんの素顔、“無敵”だと感じるRockon Social Club、年代ごとに変わっていく歌、『NHK紅白歌合戦』で一緒になった郷ひろみさんの背中、連載のトップバッターの高橋さんへのメッセージを語っています。

寺岡呼人は、バンドのメンバーを率直に語った。成田昭次は、とにかく周りに気を遣い、自分は後回しにして、みんなに光が当たり、平等に輝けるように気を配る人で、結局そうしていることで輝いてしまう人だという。岡本健一は、誰とも区別せずに優しくでき、愛を注げる「優しさの人」。夏に河口湖へイベントを見に行った時、軽装で来た寺岡に「なんで上着持ってこなかったんですか」と言いながら、自分のブルゾンを脱いで貸してくれたといい、「惚れちゃいますよね」と笑う。

高橋和也は「かわいい人」で、どんなに大変そうな時でも、ライブが始まると誰よりもパワフルになれる0か100の人。計算高くない、根っからのロックアーティストで役者だと感じている。前田耕陽は頭の回転が速く、ひょうひょうとして見えても、やはり男闘呼組のリーダーで、出会ったばかりのころ、みんなと音楽をやっていくためなら、こだわりやエゴを全部捨てる覚悟があると話していたという。いちばん年下の青山英樹は、彼だけがバンドのプロで、安定したドラムでバンドを元に戻し、引っ張ってもくれる、人としてもとても大人で、気遣いの人だと頼りにしている。

男闘呼組の4人には、ステージで輝き、客を喜ばせよう、夢を見せようという姿勢があふれていて、それは10代からたたき込まれたものが体から自然に出てくるのだろうと感じている。だからRockon Social Clubのライブでは、客がいつでも少年少女になれる。その姿勢が今の年齢でよりはっきり表れ、そこに青山の安定したリズムがあり、みんなが純粋にバンドを好きで、青山以外は50代でふたたびバンドを始めたタイミングもいいので、つくづく無敵だと思うという。

人生100年時代で、年代によって歌いたいことも変わるので、その時々にやりたいことをやり続け、同じことはやりたくない。2025年末の『NHK紅白歌合戦』で郷ひろみと一緒になり、歌はもちろん、見た目や、「まだまだ、これからでしょ」というような前向きさも含めて、Rockon Social Clubもそうなっていけたらと思った。自分たちの曲を目の前の人と共有して楽しめるのが音楽の特別なところで、その幸せな瞬間のために、ほかの9割は大変でも頑張れると話す。

連載のトップバッターの高橋へは、ツアーで岡本と思いっきり男っぽく演じながら歌った『バーボンロック』を、役者としての確固たるベースがあるからこそできる芸当だとたたえ、まだ2人きりで飲みに行ったことがないので、今度2人で飲みに行こうと呼びかけた。

寺岡呼人

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